SP波動法

「SP波動法」を一ヶ月使った感想をリポートします。
まだ研究途上です。使いきれるようになるには時間がかかりそうです。

このソフトウェアの一番の魅力は、変化率の下げ過剰銘柄・上げ過剰銘柄をスクリーニングして表示してくれること。ここでスクリーニングされた銘柄の株価が、その後どう変化するかを研究することにより、株価の動きがつかみやすくなる。売り時・買い時の見極めの参考になる。 SP波動法を使った銘柄の選定成果については、SP波動法株式攻略本を参照すれば概要はつかめる。

投資銘柄の選定には、SP変化率を少しずつ変えながら銘柄をスキャンしていく作業が中心になる。変化率だけでなく、日付を1日ずつ変えていかないといけないので、この作業はかなり時間がかかる。よって、後述の機能（追加して欲しい機能の2）を是非追加して欲しい。

■操作性で変更を望む点

1. 「解析変更」「パラメータ変更」「終了」の表現が感覚的に似ており、本当によくボタンを押し間違える。
   　例えば、「解析変更」を「メインメニューに戻る」に、「終了」を「SP波動法の終了」にしてはどうか。
2. 銘柄を指定してから「指定OK」を押すのが煩わしい。
   ダブルクリックでチャートが出てくるようにして欲しい。
3. 「3．移動平均からの日足乖離率の分布」「7．日足SP変化率の分布」「8．全銘柄SP天底変化率の分布」「9．下げ過剰反応発生状況棒グラフ」「11．上げ過剰反応発生状況棒グラフ」は、一般投資家にはあまり重要ではない気がする。メインメニューからははずしたらどうか。はずしたものは、オプションメニューを作ってそこに入れる。そうすれば、最初のメニューがすっきりする。特に9と10.11と12はよくボタンを押し間違えるので改良を求む。
4. Windows98のメニューバーを上に持ってきているので、新しいウインドウを開 くと、
   メニューバーの後ろにウィンドウが隠れてしまうことがよくある。
   ウィンドウの位置を前回開いたときの位置に固定できると嬉しい。

■追加して欲しい機能

1. 「チャートギャラリー」だと表示できる、銘柄毎でのSP変化率の経時折れ線グラフを、このソフトウェアでも表示できるようにしてはどうか。特にいろいろな変化率の曲線を重ね合わせられるようにできる機能があると便利。今はチャートギャラリーとSP波動法を両方起動させて使っている。
2. 波動率を固定したときの変化率が、全銘柄一覧表示されればかなり使える。これは絶対追加して欲しい。

[僕の理想：操作の流れ]
　(1)SP波動率・日付の決定
　(2)全銘柄と変化率が一覧表示される
　(3)銘柄を選択すると、変化率の経時データ(折れ線グラフ)＋株価チャートが表示される。

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