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投資家のためのマネーマネジメント-資産を最大限に増やすオプティマルf

ラルフ・ビンス, 長尾慎太郎, 山下恵美子 パンローリング

”やっと”というのが大勢の感想なのではないだろうか。資産管理に関するものには、このオプティマルf が当然のように載せられているが、ほんの数ページの解説で理解できた例がない。言わんとすることは分かるが、その答えに納得できなかったという方が正しいかもしれない。

オプティマルf 自体は、総資産の掛け率そのものではなく、それを求めるための中間ステップに過ぎないにもかかわらず、その名が一人歩きしすぎていたように感じる。特筆するなら固定比率によるポジションサイジングの部分だろう。あのラリー・ウィリアムズの資金管理もこの固定比率のアイデアを取り入れているのだから、やり方次第では素晴らしい成果を挙げられるということは明白だ。

だが、著者ラルフ自身が断っている通り、本書で紹介されている公式は完成された厳密な手法と言うよりは、定量化問題をどう扱わなければならないかを考え、実用化を目指すための基礎と認識すべき内容となっている。一般的に、アイデアの出発点にあるのが”ケリーの公式”であるためか、許容リスクを超えた損失を受け入れられないからか、とかく批判的なことをよく目にするが、それは著者の意図を理解していないのだということが読んでみれば分かる。確かに、計算値や最大損失額など揚足を取って拒絶したくなる点もあるが、そんなことよりも、建設的に捉える方が得だということに気付くべきだろう。

数学的に最適な方法で資産を最大化するためなら、精神的痛みは覚悟して受け入れるべきだと言っているが、実際この通りトレードできるかは別にして、他著では見られないこれらの独創的アイデアの背景を汲み取ることで、自分の状況を反映した臨機応変な建玉も不可能ではないと考えられる。 仕掛けや仕切りなどではなく、トレードに重要なものは資金管理だという心理に至ったとき、本書を謙虚に読んでみることをお薦めしたい。

『ラリー・ウィリアムズの短期売買法』、『魔術師たちの心理学』、『投資苑』など多くの書籍で採り上げられる度に、この本を読んでみたいと思った方も多いようだ。とにかく、他人の批判を鵜呑みにする前に1度、自分の目でその真価を確かめてみるとよい。

(まっちゃ 20代 脱サラ志望のSE)

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