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イベントトレーディング入門 感染症・大災害・テロ・政変を乗り越える売買戦略

こんな本が読みたかった!

世界で起こる、様々な事象。
この世界を揺るがすような、未曾有の大事件が起きた時、金融は、相場はどう動くのか? 同じような事件が起こった時、真っ先に参考になるのは過去の流れ、動きです。 私の知る限り、今までこの種の情報に特化した本は一冊もありません。

感染症、自然災害、政治と三つのカテゴリに分かれ、それぞれ鳥インフルエンザから地震、テロまで実際起きた事件を基本に、その原因を元に丹念に分析し、思考を組立て、相場の流れを追います。

本書は凄い所はただ、その事象が相場をどう動かしたか、という結果論だけではなく、その背景にある経済の流れ、国の情勢までも要点を抜き出して、時にユーモアも交え、わかり易く解説してくれています。 ベン・バーナンキ議長が、「ヘリコプター・ベン」などと呼ばれていたり。 このわかり易さは特筆もので、訳者の方のレベルの高さも伺えます。

奇しくも、今回の東日本大震災が起きる直前にこの本は発売されました。 阪神淡路大震災時の相場の動きも解説されています。 地震のショックが強く、しばらくトレードできませんでしたが、この本を読んでいたら行動は違ったのかな、と考えます。

ファンダメンタル分析を勉強するなら、この本を読んで欲しい。 株式だけではなく、商品先物、政策金利など背景も説明されているので、その時々の世界で起こったお金の流れが見えてきます。

相場に関わる人、全てにお薦めしたい。
そして、万が一の事態に備えて欲しいと思います。

会社員 falco


例えばSARSや鳥インフルエンザ、地震や津波、テロや政変、そうした様々な天 変地異が起こった時には、当然、相場はそれに反応する。それぞれの事態が実際に起 こった時に、マーケット全体は、そして個別の銘柄は実際にどのような動きをしたの だろうか。それを振り返り分析することは、今後、類似の出来事が起こった時に相場 に対峙する参考になるだろう。こういった発想で実際にそれを検証してみたのが本書 の基本的な中味となっている。

 相場は状況が不確定な事態の時には不安定になり、事態が明らかになった時には既 にそれを織り込んでいるという印象がある。ただ、人、その集合体としての相場の反 応の仕方には一般化できる傾向を指摘することはできるだろう。そうした意味で、本 書を手元に起き、類似の出来事が起こった時にそのページを開いてみるという活用の 仕方はありそうだ。しかし、実際に事が起こった時の相場で利益をあげるのは、「勇 気」がいる場合が多いだろう。もちろん撤退の道は用意しつつ、その「勇気」を持つ ために本書は有用かもしれない。

 但し、いつも思うのだが、翻訳物であるため、日本の事例も少しだけ取り上げられ てはいるが、個別の銘柄や相場全体の動きについても、身近さを感じることが難しい 面がある。本書の発想を日本での出来事や日本の個別銘柄のみについて整理された書 籍があるといいと思うのだが・・・。

ふしみん 公務員 40代


感染症、大災害、テロ、政変など、世界的に大規模なイベントが起こったときに、どのようにトレードしたほうがいいかということが書いてある本です。

すべてのイベントに対して、その背景から説明していますので、そのイベントの概略がわかるという面ではよいことだと思います。

それらのイベントによって、相場がどう動いたかについては、たとえば、1918年のスペイン風邪では、債券が買われる結果となっています。しかし、小国でのイベントでは、世界の相場にはほとんど影響がないということです。

そして、これらのイベントが起こる状況や時代によって、相場の反応が異なることも考えられるので、この本に書いてあることは、あくまでひとつの参考として、あとは、その場で対応することが必要になってくるかもしれません。

しかし、たいていの世界的に大規模なイベントが網羅されていると思われますので、参考資料として、手元においておくことは、有益なことだと思われます。

bblue、40代、会社員


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