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ワン・グッド・トレード――シンプルな戦略に裁量を加味して生き残れ

この本は、プロップ・ファーム(トレーディング専業会社)の世界を紹介しながら、プロトレーダーの成功の秘訣と、著者がこれまでのトレーディングキャリアを通して学んできた市場に関する重要な教訓を色々なタイプの人物を例に取って示している。

彼らの一部は、成功しているが、多くは、退場していく。彼らの成功例や失敗例は個人トレーダーにとっても貴重な教訓になることばかりである。もっとも、重要なのは、トレーディングを成功に導くために不可欠なスキルであるにもかかわらず見落とされていることの多いスキルの説明である。

これらのスキルには、

  1. 市場を常に監視しながらトレーディングの機会を見つける。
  2. 規律に従ってトレードを執行する
  3. リスク・リワード・レシオを考慮した上で合理的な賭け
  4. トレード資産の適切な管理

などが、含まれる。

また、システムトレード全盛の中にあって、システムに全てお任せでは、うまくいかないことを実践の中から会得した問題点を指摘している。 中でも、下記に私は、深く感銘を受けた。

トレーディングの上達に役立つ、すぐに出来る練習法を紹介する。

技術レベルとは、無関係にトレーディング日記をつけ、それをあなたのキーボードの横に置いておく。日記の各ページの真ん中に線を引き、左側にあなたにとってうまくいかないことを書く。うまくいかないトレーディングセットアップ、時間前に毎日やっていることで、効果の無い物、役に立たないトレーディングルールなど。

そして右側にはうまくいっていることを書く。右側に書いてあることは、行う頻度を増やし、左側に書いてあることは、やらないようにする。

この他にも、優れたトレーダーになるためには、「規律」「トレーディングのセットアップを記載した分厚いプレーブック」「豊富なトレーディングスキル」が必要であるが、本書には、これらを身につける方法が分かりやすく書いてある。

(H.K様)


 プロップファームに所属するトレーダ達は、なぜ個人の専業とレーダーではなく プロップファームに所属するのか?そんな疑問があり本書を読みました。

日本では、まだ少ないプロップファーム(自己資金のみを運用する会社)の 内情について書かれた本でしたので、とても新鮮な内容でした。

本書に出てくるトレーダーは『マーケットの魔術師』に出てきたり、 著名な書籍を出版している様なスーパートレーダーではありませんが 利益を上げ続けている勝ち組側です。

そんな彼らでさえも、日々、切磋琢磨、勉強・鍛錬していました。

そんな様子が書かれているのを読むと自分はまだまだ、勉強・鍛錬が足りないと 感じました。

書名にもなっていて彼らが求めていて一貫して語れてている 「ワン・グッド・トレード」を目指す事。 特に、なぜ結果(勝ち・負け)ではなく、判断(トレードの理由)を評価するの か!?についても何度もプロップファームのトレーダーの実例を上げて出てきて 腑に落ちました。

他に面白かったのが
「プロップファームには、どんな人が採用されるのか?」の章です。

日本でも専業トレーダー利益は出しているものの一つ先の壁が超えられない、 そんなトレーダーが多数出てくると本書の様なプロップファームが色々と 設立されていくのかもしれません。

「採用されるトレーダー」=「勝っているトレーダー」と読み替えると プロップファームの採用に関わらず今でも参考になりますが もし日本にも、そんな日が来れば、改めてこの章は読み直してみたいです。

(ペンネーム:マックス トレード歴:7年 30歳会社員)


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