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去年に引き続き、ベトナム株企業情報が出ました。
去年は342銘柄だったのですが、今年は、少し増えて350銘柄です。ベト ナムはこれからの国ですから、毎年上場している企業がこれか らも増えていくことが予想されます。その中で投資していくの は、王道銘柄と呼ばれるベトナムを代表するような銘柄に投資 し、国の成長とともに、株価も上昇して、その恩恵にあずかる のが、まさに投資の王道であると思います。
1960年くらいから 、日本に投資できたアメリカ人は、その後30年くらいで、為替 差益と株のキャピタルゲインでウハウハだったことでしょう。 そのことは、とてもうらやましいのですが、今、私たち日本人 は、中国株という、為替とキャピタルゲイン両方でウハウハに なる大チャンスが得られているので、その機会をいかさない手 はないと思います。
日本から投資できる通貨は香港ドルなどじ ゃないか？という反論もあると思われますが、ファンドでは直 接上海株に投資できるらしいですし、香港ドルであっても為替 の恩恵も含めてキャピタルゲインの恩恵にあずかれるというこ とらしいです。そして、ベトナム株も中国に10年遅れて発展し ているということらしいので、為替はともかく、キャピタルゲ インは十分に得られるのではないでしょうか？
さて、この本の内容についてですが、ベトナムのマクロ経済、 ベトナム株注目１０業種、そして、具体的な銘柄について書い てあり、去年と同じく、日本の四季報のような役割を担ってい るといえるでしょう。注目10業種の顔ぶれは去年とほぼ同じで すね。
09年から10年にかけての各業種の代表銘柄の様子が書か れているので、これから投資する銘柄を探す際には、大いに役 に立つと思います。個別の企業情報につきましては、字が小さ いので見づらい（日本の四季報もそう）ですが、10年と11年の 予想数字ものっているので、参考になるでしょう。
これからベトナム株に投資する人にも、すでに投資した人にも 役に立つ本だと思いますので、おすすめです。
（bblue、40代、会社員）
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