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第48回 日本株、投資対象業種は総合商社・銀行・損保・鉄鋼だけで良い2023.2.20 <著者プロフィール> 浜口準之助(はまぐち・じゅんのすけ) 約15年にわたり機関投資家のファンドマネージャーとして株式運用に従事。信託銀行などで主に年金資金の日本株運用を行う。その後約14年にわたり投信運用会社にて投資環境のセミナー講師に携わる傍ら個人投資家として株式運用を行い、「億り人」の仲間入りを果たす。「浜口流コア・サテライト戦略」を提唱し自らも実践している。「醍醐味に満ちたライフワークとして、株式投資に勝るものなし」との基本観から、個人投資家に実践的な株式投資手法の研究を続けている。 社団法人日本証券アナリスト協会検定会員。主な著書に『黄金サイクルと農耕民族型投資戦略』(パンローリング刊)、ブログ 浜口準之助のテツ・ホテル・グルメ・株式運用 をほぼ毎日更新中、こちらでは旅の話もしている。
2月3日時点 2月17日時点 ここ2週間で私が行った売買ですが、特筆すべきことはありません。日々、三菱商事、三井住友FG、みずほFGなどでデイトレを行い、今年に入り、負けなしです。 ご参考まで、これは昨日のデイトレ結果です。 日本株の相場観については、今回も基本、変化なしです。冒頭で「浜口銘柄」は、絶好調と認識していますと書いている通りです。。これは前回、前々回のブログでも書いていますが、米国ではインフレ対応でFRBが利上げを連続させていて、それがオーバーキルとなり、米国が景気後退に陥る可能性が極めて高い状況です。しかし、日本は、景気後退にはなる可能性は低いと考えます。米国のインフレ懸念は日本の脱デフレをもたらし、加えて海外観光客の増加等、経済再活動につながり、今年年前半にかけ、日本株はここで紹介している高配当バリュー株を中心とした、堅調な相場展開を予測しています。 さて、以下は8316三井住友FGの過去6か月の推移、株価は2月17日時点の日足です。趨勢的に上昇トレンドが続いていることがわかります。株価については中期的(2年程度)に、10,000円になることをイメージしています。その理由については、以下のブログをご覧ください。 三井住友フィナンシャルグループ さや取りについては、今回は特筆すべきものはないので、割愛させていただきます。というより、デイトレがあまりにも儲かるので、さや取り用の信用枠まで使っているというのが実際のところです。 さて、ここからは今回のテーマ、「日本株、投資対象業種は総合商社・銀行・損保・鉄鋼だけで良い」について、考えていきます。 まずは、2023年1月11日付の当ブログ 第45回 PBR一倍割れ銘柄の撲滅は可能か/金利上昇は株価にネガティブ?をご覧いただきたいのですが、以下に要点部分を書き出しておきます。 「金利上昇は株価にネガティブ?」について考えていきます。 米国の著名投資家であるジム・ロジャーズ氏は、金利上昇とインフレにより、株価は大幅下落になるのではないかとの見方をしています。これに対する私の見解ですが、であれば、本件がメリットになる業種から、銘柄選別をすれば良いのではないかと思うのです。 それは具体的には総合商社であり、金融株です。インフレにおいては、商品市況が上昇する。であれば、これがメリットになる業種に投資をすれば良い。具体的には、エネルギーの三菱商事、資源の三井物産と言われますが、この両銘柄で良いのではないか。氏はコモディティに投資した方が良いのではないかと言われていますが、コモディティには配当がありません。したがって私はそれよりも、この2銘柄に投資する方が賢明と考えます。 加えて日本製鉄。過去30年の月足をご覧ください。 日本製鉄 相場は上昇中、とりあえずは4,000円を目指す動きと考えます。背景については、以下のブログをご覧ください。 以上です。なお皆さんの株式運用は、くれぐれも自己責任でお願いします。ここは再強調させていただきます。以上です。今回はこの辺で。みなさんの株式運用の参考になれば幸いです。 キーワード検索: #アノマリー #景気循環 #株式サヤ取り |
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