携帯版 | ||
|
第59回 みずほFG・三井物産・三菱商事と、好決算が相次ぐ2023.8.7 <著者プロフィール> 浜口準之助(はまぐち・じゅんのすけ) 約15年にわたり機関投資家のファンドマネージャーとして株式運用に従事。信託銀行などで主に年金資金の日本株運用を行う。その後約14年にわたり投信運用会社にて投資環境のセミナー講師に携わる傍ら個人投資家として株式運用を行い、「億り人」の仲間入りを果たす。「浜口流コア・サテライト戦略」を提唱し自らも実践している。「醍醐味に満ちたライフワークとして、株式投資に勝るものなし」との基本観から、個人投資家に実践的な株式投資手法の研究を続けている。 社団法人日本証券アナリスト協会検定会員。主な著書に『黄金サイクルと農耕民族型投資戦略』(パンローリング刊)、ブログ 浜口準之助のテツ・ホテル・グルメ・株式運用 をほぼ毎日更新中、こちらでは旅の話もしている。浜口です。まずは今回も定点観測を。前回の当ブログのアップ日(2023年7月10日)以降の「浜口流コア・サテライト戦略」銘柄について、左は株価が7月21日時点、下はその2週間後、株価が8月4日時点のデータです。 この二週間の断面で見れば、銀行株・商社株・日本製鉄とも上昇していることがわかります。アメリカでは格付け会社 Fitch 社が米国国債を格下げしたことに伴い日経平均が下落する中、これら銘柄の堅調さが目につきます。先週言及した MS&AD については、今後のニュースフローを待ちたいところですが、現状、本件の影響は極めて限定的との考えに変化はありません。 ここ2週間で私が行った売買ですが、日々、三菱商事・銀行株などでデイトレを行い、今年に入り負けなしです。特にここにきて、三菱商事・みずほFGがいい感じです。以下に、先週末の8月4日の事例を掲げます。 日本郵船については、説明が必要です。8月4日の12時に第一Qの決算発表があったのですが、私はこの時、いわゆる「決算プレイ」を行いました。前引け成り行きで、2000株両建てしたのです。同銘柄は後場急騰し、まずは売り玉を損切し、ワンテンポ遅れて買い玉を利確しました。かなり人気化している様子なので、1000株は週をまたいだ月曜日に売却しようと思っています。 日本株の相場観については、今回も基本、変化なしです。日本は、景気後退になる可能性は低く、米国のインフレ懸念は日本に脱デフレをもたらし、加えて海外観光客の増加等、経済再活動につながり、今年年前半にかけ、日本株はここで紹介している高配当バリュー株を中心とした、堅調な相場展開を予測しています。 さて、以下は8316三井住友FGの過去6か月の推移、株価は8月4日時点の日足です。同銘柄に関し、「株価は趨勢的に上昇トレンドが続く」というシナリオに変化なしです。株価については、「シリコンバレー銀行ショック」前の高値を更新して来た状況であり、期間は不確かながらも趨勢的に上昇を続け、3月に付けた高値、いわゆる10,000円を超えていくことをイメージしています。三井住友FGは、上半期決算発表段階で自社株買いを検討すると公表しており、三菱商事のような株価上昇の楽しみは、秋にかけてやってくると現状、期待しています。 三井住友フィナンシャルグループ さや取りについては、今回は特筆すべきものはないので、割愛させていただきます。というより、デイトレがあまりにも儲かるので、さや取り用の信用枠まで使っているというのが実際のところです。 さて、ここからは今回のテーマである、みずほFG・三井物産・三菱商事と、好決算が相次ぐについて。 みずほFG・三井物産・三菱商事と、好決算が相次ぐ以下、私の個人ブログ「浜口準之助のテツ・ホテル・グルメ・株式運用」からの紹介です。
以上です。なお皆さんの株式運用は、くれぐれも自己責任でお願いします。ここは再強調させていただきます。今回はこの辺で。みなさんの株式運用の参考になれば幸いです。 |
|