携帯版 |
![]() |
![]() |
|
フィスコ投資ニュース配信日時: 2025/04/09 09:38, 提供元: フィスコ 日経平均は483円安でスタート、電通グループやアドバンテストなどが下落[日経平均株価・TOPIX(表)] 日経平均;32529.23;-483.35TOPIX;2395.24;-36.78 [寄り付き概況] 9日の日経平均は483.35円安の32529.23円と反落して取引を開始した。前日8日の米国株式市場は下落。ダウ平均は320.01ドル安の37645.59ドル、ナスダックは335.35ポイント安の15267.91で取引を終了した。米韓首脳の電話会談で関税協議が順調にすすんだとのトランプ大統領の発言や、財務長官が70近い諸国が取引を要請しているとし、交渉を進める姿勢を明らかにしたため寄り付き後、大幅高。終日堅調に推移する中、長期金利の上昇に伴い上げ幅を縮小した。終盤にかけ、中国の報復措置を受け、政府が中国輸入品に対し合わせて100%超の関税を9日から発動する計画を再表明したためハイテクを中心に売り戻され、相場は下落に転じた。 今日の東京株式市場は売りが先行した。昨日の米株式市場で主要指数が下落したことが東京市場の株価の重しとなった。特に、ダウ平均が一時1400ドルを超す上昇など、各指数が大幅高となった後に下落に転じたことが東京市場で投資家心理を重くした。また、外為市場で1ドル=145円70銭台と、昨日15時30分頃と比べ1円50銭ほど円高・ドル安に振れたことが東京市場で輸出株などの買い手控え要因となった。さらに、トランプ米政権の関税や通商政策の不透明感、貿易戦争の激化などが引き続き意識され、リスク回避の動きが強まった。一方、日経平均は昨日上昇したものの、依然、短期的に下げ過ぎとの見方があり、押し目買いを誘ったが、寄付き段階では売りが優勢だった。 |
|