|
フィスコ投資ニュース
配信日時: 2025/03/05 06:37,
提供元: フィスコ
NY株式:NYダウは670ドル安、貿易混乱警戒もウクライナ停戦期待で下げ止まる
*06:37JST NY株式:NYダウは670ドル安、貿易混乱警戒もウクライナ停戦期待で下げ止まる
米国株式市場は続落。ダウ平均は670.25ドル安の42520.99ドル、ナスダックは65.03ポイント安の18285.16で取引を終了した。
貿易競争の激化を警戒した世界株安に連れ、寄り付き後、下落。トランプ政権の関税対象国となったカナダやメキシコの首脳が報復措置を主張したため警戒感が一段と強まったほか、景気減速懸念を受けた売りも強まり、相場は一段安となった。その後、一部報道で、トランプ大統領の鉱物資源案を巡る発言を受けてウクライナ停戦期待が再燃し、買い戻しが加速し下げ幅を縮小。ナスダックは半導体エヌビディア(NVDA)などが押し目から買われ、さらに、早期利下げ期待を受けた買いに、終盤にかけ一時プラス圏を回復したが買いが続かず、相場は続落で終了。セクター別では、半導体・同製造装置が上昇した一方、銀行が下落した。
半導体のエヌビディア(NVDA)やブロードコム(AVGO)は値ごろ感から買われた。ドラッグストアチェーンのウォルグリーン・ブーツ・アライアンス(WBA)は投資会社のシカモア・パートナーズが同社買収で合意に近づいたとの報道を受け期待感に買われ、上昇。ソフトウエア開発会社のオクタ(OKTA)は第4四半期の好決算を受けた買いが続いた。家電量販店のベスト・バイ(BBY)は最高経営責任者(CEO)がトランプ政権の関税により値上げの確率が高く、業績に影響を及ぼすと警告し、下落。電気自動車メーカーのテスラ(TSLA)は2月の中国、上海工場からの出荷が前年同月比50%近く減少したことが報告され、下落した。
ディスカウント衣料小売りのターゲット(TGT)は第4四半期決算で、既存店売上高が予想を上回ったが、CEOが関税をうけた値上げの可能性を示唆したほか、今年の売上高を巡り前年比でほぼ横ばいになると慎重な見通しを受け、下落。
廉価アパレルと家庭装飾品のブランドストア経営するロスストア(ROST)は第4四半期決算で、1株当たり利益が予想を上回ったが、地政学的リスクの上昇などを指摘し、見通しが予想を下回り時間外取引で売られている。
(Horiko Capital Management LLC)
《ST》
記事一覧
2025/03/05 11:32:東京為替:ドル・円は149円90銭台で推移、底堅い値動きを維持
2025/03/05 11:27:DyDo---大幅続落、超インフレ会計適用前ベースでは今期営業減益見通しに
2025/03/05 11:26:横河電---大幅反発、自社株買い発表による需給改善期待で
2025/03/05 10:57:弁護士ドットコム:業績の底打ち気運が高まる、クラウドサインは過去最高
2025/03/05 10:45:東京為替:ドル・円は150円台に強含み
2025/03/05 10:39:出来高変化率ランキング(10時台)〜杏林製薬、内田洋などがランクイン
2025/03/05 10:34:内田洋行---大幅反発、第2四半期収益急回復で通期予想を上方修正
2025/03/05 10:32:マルマエ---大幅反発、消耗品の過剰在庫解消で上半期業績予想を上方修正
2025/03/05 10:31:高圧ガス---大幅反発、株式売出中止発表で買い戻しが先行
2025/03/05 10:00:概況からBRICsを知ろう 上海総合指数は反発、中国経済対策の期待感が相場を支える流れ
2025/03/05 09:55:インターネットインフィニティー---「レコードブック」新規出店
2025/03/05 09:55:テリロジーHD---連結子会社テリロジー、経済産業省が定める「DX認定事業者」認定を更新
2025/03/05 09:54:アドバンスクリエイト---2024年9月期債務超過要因について
2025/03/05 09:52:弁護士コム---4日ぶり反発、新潟県10自治体、富山県10自治体がクラウドサイン導入
2025/03/05 09:47:FRONTEO---大幅に反発、塩野義と共同開発の認知機能検査用AIプログラム医療機器の治験届提出
2025/03/05 09:45:出来高変化率ランキング(9時台)〜夢展望、内田洋などがランクイン
2025/03/05 09:42:日経平均は14円高でスタート、川崎重やマツダなどが上昇
2025/03/05 09:32:夢展望---大幅に続伸、世界最大級の越境ECプラットフォーム「eBay」に新たに出店
2025/03/05 09:28:東京為替:ドル・円は一時150円に接近
2025/03/05 09:16:個別銘柄戦略:マルマエや内田洋行などに注目
|