|
フィスコ投資ニュース
配信日時: 2024/11/15 09:34,
提供元: フィスコ
PBシステムズ---引き続き戦略投資をこなし25年9月期は7期連続での最高益更新を狙う
*09:34JST PBシステムズ---引き続き戦略投資をこなし25年9月期は7期連続での最高益更新を狙う
PBシステムズ<4447>は11月14日の大引け後、2024年9月期決算を発表した。売上高は前期比7.1%増の3,107百万円、営業利益は同20.1%増の362百万円、経常利益は同22.5%増の362百万円、当期純利益は同24.5%増の255百万円で着地。売上高は会社計画を若干下回った一方、各段階利益はこれを上振れる形となった。
セグメント別で見ると、セキュアクラウドシステム事業においては、Citrixソフトウェアの販売を中心に、クラウド基盤構築案件、地方自治体・九州に拠点を持つ半導体製造関連企業などの中規模のクラウド基盤構築案件の売上が好調だった。クラウド基盤向けの高性能サーバなど、利益率が高い製商品販売の拡大も営業利益の増加に寄与した。また、同社が提唱している「必須のレジリエンス」のコンセプトは、昨今の自然災害の増加やサイバー攻撃によるシステム障害が大きな社会問題となる中で企業の喫緊需要を捉えるものとなり、障害回復力に優れたクラウド基盤の販売実績を押し上げた。その結果、セキュアクラウドシステム事業の売上高は前期比8.8%増の3,060百万円、セグメント利益は同31.9%増の395百万円となった。
エモーショナルシステム事業においては、MetaWalkers(旧称:4DOH)の積極的なイベント出展や体験コーナーによる実機デモを連動した営業活動を推進した結果、防災分野を中心に、観光、宇宙の各市場において見込み顧客が着実に増加している。また、スポーツ市場への参入に向けたスポーツ業界関係者への営業アプローチも進展している他、かねてより進めてきた産学連携共同研究の成果としてMetaWalkersによるトレーニングシステムは試作機が完成し、イベント展示を実施。ただし、小規模案件が中心となった結果、エモーショナルシステム事業の売上高は前期比46.7%減の47百万円、セグメント損益は33百万円の赤字で着地した(※各セグメント数値は決算説明資料ベース、全社費用を各セグメントの人員割合で配賦)。
2025年9月期の業績予想については、売上高が前期比10.0%増の3,420百万円、営業利益が同4.9%増の380百万円、経常利益が同3.8%増の376百万円、当期純利益が同0.3%増の256百万円の計画だ。成長基盤の構築および事業スケール拡大に向け人員増強の流れを継続、従業員数は2024年9月末の65人から約22%増となる79人を目指す(2025年9月末目標)。戦略的な各種投資をこなしつつ、7期連続での最高益更新を狙う。
《FA》
記事一覧
2024/11/15 12:03:東京為替:ドル・円は伸び悩み、日本の円安牽制で
2024/11/15 11:37:注目銘柄ダイジェスト(前場):ギフティ、電通グループ、AnyMindなど
2024/11/15 11:36:東京為替:ドル買いはやや一服も日中は156円台を堅持か
2024/11/15 11:31:ギフティ---ストップ高、第3四半期営業増益転換や初配当の実施を発表で/個別銘柄分析コメント
2024/11/15 11:21:(中国)10月の経済指標はまちまち、不動産投資はマイナス成長
2024/11/15 11:07:SI Research Memo(7):配当は業績連動型で配当性向30%を基準、株主優待で新潟県産新米コシヒカリを贈呈
2024/11/15 11:05:セグエグループ---3Q増収・純利益増益、売上高・売上総利益は過去最高額を更新し、計画超過にて進捗
2024/11/15 11:06:SI Research Memo(6):ERP、AI、開発支援ツールにリソースを集中、新規事業の育成にも積極的に投資
2024/11/15 11:05:SI Research Memo(5):2025年2月期は期初計画を据え置くも上振れ余地あり
2024/11/15 11:04:(中国)上海総合指数は0.30%安でスタート、経済指標発表前で神経質
2024/11/15 11:04:SI Research Memo(4):2025年2月期第2四半期累計業績はERP事業の好調により期初計画を上回る
2024/11/15 11:03:SI Research Memo(3):AIによる外観検査システムやプログラミングスキル判定サービスも提供
2024/11/15 11:02:SI Research Memo(2):「時間を与えるソフトウェアを創り続ける」独立系ソフトウェア開発会社
2024/11/15 11:01:SI Research Memo(1):ERP事業をけん引役に業績は2026年2月期以降、成長軌道に復帰する見通し
2024/11/15 11:00:トヨクモ---3Q売上高22.50億円、通期連結業績予想の上方修正を発表
2024/11/15 10:55:電算システムホールディングス---インターナショナルシステムリサーチと資本業務提携
2024/11/15 10:50:スペースシャワーSKIYAKIホールディングス---2Qは2ケタ増収、期末配当の増配を発表
2024/11/15 10:49:EMシステムズ---ストップ高買い気配、業績・配当予想を大幅に引き上げ
2024/11/15 10:48:マクロミル---ストップ高買い気配、CVCキャピタル系が完全子会社化目指してTOB
2024/11/15 10:47:ネットプロHD---ストップ高買い気配、上半期は想定以上の急回復で通期予想上方修正
|