|
フィスコ投資ニュース
配信日時: 2024/11/28 11:59,
提供元: フィスコ
タクマ---稼働中のバイオマス発電施設における省エネルギー型CO2分離回収システムのオンサイト実証試験実施
*11:59JST タクマ---稼働中のバイオマス発電施設における省エネルギー型CO2分離回収システムのオンサイト実証試験実施
タクマ<6013>は25日、同社が2015年に納入した「真庭バイオマス発電所」に実証装置を設置し、24時間連続してCO2の分離回収を行うオンサイト実証試験を開始したと発表。ごみ処理施設やバイオマス発電施設などの排ガスに含まれるCO2を独自の非水系吸収液を用いた化学吸収法により省エネルギーで分離回収するシステムの早期実装に向けて開始する。
同社が主力とするごみ処理施設やバイオマス発電施設などの燃焼排ガスは、ガス量が多い一方でCO2濃度が低いことが特徴である。このような排ガスからCO2を高純度で回収するためには、吸収液を用いた化学反応によりCO2を吸収し、その後高温で加熱することでCO2を放散・回収する化学吸収法という手法が適しているが、加熱の際に多大な熱エネルギーを必要とすることからプロセスの省エネルギー化が課題とされている。
同社は2018年から、国立研究開発法人産業技術総合研究所(AIST)と共同で、従来の吸収液より低温でCO2を放散できるなどの特長をもつ新規の非水系吸収液の開発を進めている。また、国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)の委託事業における技術調査や、同社播磨工場での吸収液評価試験を行うなど、これまでも本システムの実用化に向けた取り組みを進めてきた。
今回のオンサイト実証試験では、実際に稼働している出力10MWのバイオマス発電施設において、排ガス中のCO2を1日あたり0.5トン規模で分離回収する装置を新設した。実施期間は本年7月から2025年6月までの1年間を予定しており、9月後半からは装置の24時間連続稼働を実施している。排ガス性状の変動に適時に対応するための制御応答性や、高いエネルギー効率で稼働するための運転条件などを検証し、排ガスに含まれるCO2のうち90%を分離回収できる技術の確立を目指す。
《ST》
記事一覧
2024/11/28 14:10:岡本硝子---ストップ高、窒化アルミニウムセラミックス基板の量産体制を確立
2024/11/28 14:09:出来高変化率ランキング(13時台)〜ヒューリック、ユニチカなどがランクイン
2024/11/28 14:07:AViC---反発、中国合弁会社における初受注及び売上の計上を発表
2024/11/28 14:07:日経平均VIは上昇、円高・ドル安を警戒
2024/11/28 13:52:日経平均は300円高、ダウ平均先物底堅く安心感に
2024/11/28 13:52:シンメンテ---反発、自社株買いの実施を発表
2024/11/28 13:37:日本電解---ストップ安売り気配、民事再生手続開始の申立て
2024/11/28 12:56:後場の日経平均は188円高でスタート、第一生命HDや三井E&Sなどが上昇
2024/11/28 12:55:ハートシード---10月4日の高値を意識したトレンドに期待
2024/11/28 12:34:日経平均寄与度ランキング(前引け)〜日経平均は3日ぶり反発、東エレクが1銘柄で約141円分押し上げ
2024/11/28 12:32:後場に注目すべき3つのポイント〜半導体株の一角が上昇し切り返す展開に
2024/11/28 12:11:半導体株の一角が上昇し切り返す展開に
2024/11/28 12:06:東京為替:ドル・円は下げ渋りも、リスク選好的なドル買いは一巡か
2024/11/28 12:05:日経平均は3日ぶりに反発、半導体株の一角が上昇し切り返す展開に
2024/11/28 11:59:タクマ---稼働中のバイオマス発電施設における省エネルギー型CO2分離回収システムのオンサイト実証試験実施
2024/11/28 11:58:明豊エンタープライズ---新規の融資を受け、東京都渋谷区千駄ヶ谷にエルファーロシリーズ開発事業用地を取得
2024/11/28 11:37:注目銘柄ダイジェスト(前場):住信SBIネット銀、T&DHD、カシオ計など
2024/11/28 11:23:住信SBIネット銀---大幅反発、ドコモによる買収観測が思惑視される
2024/11/28 11:22:清水建---大幅反発、粗利益率改善織り込む余地として国内証券が格上げ
2024/11/28 11:21:カシオ計---大幅反発、不正アクセスの影響による下方修正発表もあく抜け感
|