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フィスコ投資ニュース

配信日時: 2025/02/18 09:35, 提供元: フィスコ

【タウンズ】2025年6月期中間期決算説明会文字起こし(2)

*09:35JST 【タウンズ】2025年6月期中間期決算説明会文字起こし(2)
 

2025年6月期中間期決算説明を受けてのFISCOアナリストコメント

・抗体関連技術や「白金-金コロイド」技術などコア技術、結核などの抗酸菌検査の分野で「世界初」となる製品の開発実績を複数有する技術力に強み。

・2025年6月期中間期決算(累計)は、売上高で前年同期比3.1%増の11,981百万円、営業利益で同11.7%増の6,538百万円と大幅増収増益。2Qだけの数値だと同19.0%の増収、同32.5%増益と極めて高い伸び。

・インフルエンザの寄与をさらに大きく見込んでいたのか、決算を受けて株価は下落しているが、単価が維持され、コロナ関連でも数量を伸ばすなど、客観的に見て良好な決算かつ保守的な業績予想であり、割安感が強い状況に変化ない。

・栄研化学<4549>のPERは29.7倍、配当利回り2.36%に対して、同社のそれは9.2倍、5.1%。

【タウンズ<197A>】2025年6月期中間期決算説明会文字起こし(1)の続き

ここからは、2025年6月期第2四半期の当社決算概要についてご説明します。
当社の2025年6月期中間期間は、前年同期比で増収増益にて着地しました。売上高は前年同期から小幅な増収となりましたが、第1四半期終了時点では前年同期を小幅に下回っておりましたので、第2四半期で巻き返した形となりました。

また、粗利率の改善により各段階利益率が改善していますが、この大きな要因はセールスミックスの変化です。インフルエンザ検査キットに対して相対的に利益率の高い新型コロナ単品検査キット及びコンボ検査キットの、売上高に占める割合が高まったことに依ります。新型コロナのみが流行している時期においては新型コロナ単品検査キットが用いられましたが、インフルエンザと新型コロナが同時期に流行している局面においては、医療機関においてコンボ検査キットの選択率が高まっているものと見受けられます。減価償却費を含む販管費には特筆すべき大きな変化無く推移しており、営業利益やEBITDAについても順調に推移しております。

主要製品別の売上高(中間期)を前年同期と比較すると、新型コロナ単品検査キットとコンボ検査キットにおいては増収、インフルエンザ検査キットにおいては減収となりました。

当中間期においては、7月に発生した新型コロナ第11波の流行規模(定点報告数の累計ベース)は、前年同期の第9波に対して4割程度小さかったものの、当社はシェアを伸長させることで販売数を確保しました。
一方でインフルエンザに関しては年末にかけて瞬間的には観測史上最大値となる流行が報道され、大流行との印象があるかもしれませんが、中間期間を通してみれば前年よりも5割程度小さい流行規模であり、こちらはシェアを拡大させたものの補いきれずに減収となりました。

また、コンボ検査キットについては、シェアを大きく伸ばすには至らずとも堅持しており、医療機関においてコンボ検査キットの選択率が高まっている中で、しっかりと販売数を確保することができました。

こちらのスライドは前年同期比での売上高の増減要因を説明したものです。前述のとおりインフルエンザ検査キットの数量減少、各製品の単価下落によるマイナス影響がありながらも、新型コロナ単品検査キットのシェア向上による販売数量の増加、コンボ検査キットのマーケット拡大分の着実な取り込みで補って、増収となっています。

業績予想策定時においては、競争環境の変化から新型コロナ単品検査キット及びコンボ検査キットの販売単価を、前年通期実績に対して10%程度下落する想定としていましたが、当中間期の実績においてはそのような大きな低下は見られていません。

こちらのスライドは前年同期比で営業利益の増減要因をご説明したものです。主要3製品の売上高増減については前述したとおりですが、前年同期と比較すると、より利益率の高い製品の売上構成比が増えたことによるセールスミックス要因も利益を下支えしました。

また、新型コロナ単品検査キットにおいては、ウサギ抗体を使用した新製品の投入により、検査精度の向上と原価低減を両立させたことが、営業利益増に一定貢献しております。
こちらは新たなスライドですが、四半期ごとの売上と営業利益の推移を一覧化しました。
前年の第2四半期においては、製品の供給制約により四半期間を通して出荷調整を余儀なくされましたが、当期においては一定以上の在庫水準を維持した結果として、年末の需要の急拡大に対応できました。在庫水準と四半期売上の関係性については、後述いたします。

こちらは第2四半期間における主要製品別の売上です。ポイントとしては、第2四半期においては12月中旬までインフルエンザと新型コロナのいずれも流行水準が低位でしたが、12月下旬においてインフルエンザ感染が急速に拡大したことから、インフルエンザ検査キットとコンボ検査キットの両方に対する受注が大幅に伸びました。

また、それらの製品については当社営業日の関係から未出荷の受注を一定程度抱えて越年することとなりましたので、一部は1月に売上を持ち越しました。

こちらも今回から追加した新たなスライドですが、四半期末の在庫水準(金額ベース)と四半期売上高の推移をお示しました。前年同期においては、急激な需要拡大に伴い在庫水準が低くなっていたのに対して、当中間期間においては期初と同水準の在庫水準を維持しており、12月の受注拡大に対応できる状態となっておりました。

こちらは投資の状況です。今回の資料から、当期の固定資産投資額の進捗率及び主な内訳を開示しました。

25/6月期の固定資産投資額としては総額で約70億円を予定しており、内訳としては前期においても計上した三島の新工場に関する設備投資に加え、ERPなどのIT投資、新工場稼働までの増産投資、神島工場の新倉庫建設、R&D関連などを想定しています。

研究開発費については、次世代POCT技術の「デジタルイムノアッセイ」の研究開発などに伴う費用の増加が主要因ですが、その他にも新抗体開発にかかる費用や、開発本部の全体的な体制強化による人件費増加などを含んでおります。

こちらは貸借対照表の前期末及び前年同期末時点との比較です。長期借入金と有形固定資産の増加は、新工場にかかるものです。

ここからは、2025年6月期の業績予想についてご説明します。

こちらの図は、新型コロナとインフルエンザの流行状況を示す、定点当たり報告数の推移です。新型コロナは、23年5月の5類移行後においても、流行規模としては拡大と縮小を繰り返しつつも、インフルエンザでいうところの「流行期入り」の目安となる、定点数1を常に上回って推移しています。

2025年6月期においては、前年における第9波と同様に第11波が発生したのち、9月ごろに収束しました。定点報告数(累計)ベースでは、前年と比較して4割程度小さく推移しました。一方で、インフルエンザは、12月中旬までは沖縄など一部地域の流行に止まっておりましたが、12月下旬に入ると急速に感染が拡大し、瞬間的には定点観測値が観測史上最大の64を記録しました。しかしながら四半期を通して流行していた前年と比較すると、定点報告数(累計)ベースでは、前年比で5割程度小さな流行規模でした。

こちらは、国内の医療機関向けの、主要な感染症抗原検査キットの市場規模の推移です。

いわゆるコロナ禍の前は、青いボックスのインフルエンザを中心に、年間30百万テスト前後の抗原検査がなされていました。コロナ禍を経て、オレンジの新型コロナや、薄いオレンジの新型コロナとインフルエンザのコンボ検査キットが加わったことで、足元の市場規模は年間75百万テストと、コロナ前と比べて大きく成長しています。特に、新型コロナとインフルエンザのコンボ検査キットの市場規模が急成長しています。

これらを踏まえ、期初に策定した当社の2025年6月期業績予想の前提として、抗原検査キットの市場規模について、基本的には2024年6月期と同等程度を想定しています。そのうえで、2024年6月期における長期間の出荷調整への反省を踏まえ、需要の旺盛なコンボ検査キットを中心に供給体制を更に強化し、市場シェアを拡大することを目指しています。

こちらは、当社主要製品の、足元の国内市場シェアです。

当社はこれまで継続的に市場シェアを拡大しており、2024年6月期においては、新型コロナ単品検査キット、インフルエンザ単品検査キット、アデノウイルス検査キット等の主要製品において、国内トップのシェアを有していました。足元の2025年6月期第2四半期においても、それらの主要製品が国内トップのシェアを維持しており、新型コロナ単品検査キット、インフルエンザ単品検査キットについてはさらにシェアを伸ばすことができました。

今期以降の成長ドライバーの一つとして、相対的にシェアの低いコンボ検査キットのシェア拡大を掲げておりますが、未だ途上にあります。今後に向けては、ウサギ抗体を使用した改良製品の投入や、後述のロシュ・ダイアクノスティク社とのコ・マーケなどによる巻き返しを図っております。

こちらは、2025年6月期の業績予想数値ですが、2024年6月期決算説明資料で開示したものを再掲しています。

医療機関における治療薬や検査薬不足が報道されるなど、多くの方々から感染症の流行動向にご注目いただいておりますが、現時点では2月以降の流行水準やその業績への影響を正確に見通すことが難しいことから、業績予想を据え置きました。今後、見通しが立った際に修正が必要と判断した場合には、速やかに開示いたします。

通期業績予想に対する第2四半期の進捗としては、売上高で62.2%、営業利益で78.7%となっており、特に営業利益は前年同期と比べても順調な進捗となっております。

こちらは、株主還元の方針についてご説明したものですが、2024年6月期決算説明資料から再掲したものであり、株主還元の方針は据え置いております。

当社は配当性向30%程度を目安として、安定的・継続的な利益還元を実施していく方針ですが、2025年6月期はグループ再編後の当社設立から10期目を迎えることから、記念として1株当たり10円の記念配当を実施する予定です。

これにより、2025年6月期が業績予想どおりに推移した場合には、記念配当込みで増配の形で、株主の皆様へ利益を還元できるものと考えています。

こちらは、直近のトピックスを記載しました。いずれも成長戦略の実現に資する取り組みとして、ロシュ・ダイアグノスティクス社との販売契約と、D-IAに関係する特許取得や業務提携を記載したものです。

前者は主にコンボ検査キットの拡販を狙ったもので、新型コロナ単品検査キットやインフルエンザ検査キット対比でシェアに伸びしろのあるコンボ検査キットに中心に、当社の製品をロシュ社が買い取って販売する、いわゆる“コ・マーケ”方式を採用しました。後者はいずれも当社の今後の成長戦略における中核的な位置づけの一つである、D-IAの開発に貢献する取り組みです。


《FA》

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