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フィスコ投資ニュース配信日時: 2025/04/15 19:29, 提供元: フィスコ セレコーポレーション---25年2月期は増収・2ケタ増益、期末配当金の増配を発表*19:29JST セレコーポレーション---25年2月期は増収・2ケタ増益、期末配当金の増配を発表セレコーポレーション<5078>は14日、2025年2月期連結決算を発表した。売上高が前期比3.5%増の239.22億円、営業利益が同23.2%増の20.18億円、経常利益が同23.0%増の20.39億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同27.6%増の14.16億円となった。 賃貸住宅事業の売上高は110.22億円(前期比18.5%増)、セグメント利益は10.06億円(前期比61.6%増)となった。アセットマネジメントカンパニーにおいて、引き続き賃貸管理契約が見込め管理受託数の拡大に繋がる紹介先(金融機関、コンサルタント、士業等)の開拓に努め、新たなビジネスマッチング契約を締結した他、顧客獲得に向けてパートナーズ組織とのイベントを多数開催する等、新規情報源の開拓に注力した。また、旗艦ブランド「My Style vintage」の販売強化を目的に自社ウェブサイトを改良し、「My Style vintage」の魅力を分かりやすく発信することで、ウェブサイトからの集客数の増加を図った。さらに、脱炭素社会の実現に貢献できる高性能の断熱材や省エネ性能の高い照明等を取り入れた「東京ゼロエミ住宅」仕様について、オーナーへの提案を積極的に推進した他、賃貸経営事業と連携を強化し賃料への適正な価格転嫁に継続して取り組んだ。 賃貸開発事業の売上高は46.62億円(前期比7.7%減)、セグメント利益は7.06億円(前期比5.7%減)となった。販売面では、商品の認知度を高めるため完成現場見学会に購入検討者及び紹介会社の来場促進活動を継続し、販売を行った。仕入面では、富裕層に好まれる資産価値・希少価値の高い角地にこだわり用地取得を推進した。利益率の改善により、セグメント利益は計画を上回り着地している。 賃貸経営事業の売上高は100.13億円(前期比5.8%増)、セグメント利益は11.35億円(前期比1.6%増)となった。引き続き賃貸住宅事業及び賃貸開発事業と協働して受注前の段階から同行訪問営業を強化し、管理物件の受託営業活動に注力した。その結果、当連結会計年度末の管理戸数は12,475戸(前期末比161戸増)となった。また、専任の賃貸仲介協力業者の組織「セレリーシングパートナーズ」(2025年2月末現在16社)において、毎月の定例報告会を開催した他、協力業者の担当者を対象とした研修会を継続開催する等、担当者一人ひとりが同社アパートの強みについて理解を深め、共有するよう努めた。さらに、メンテナンス協力業者の組織「セレメンテナンスパートナーズ」(2025年2月末現在10社)の協力のもと、建物管理業務の更なる品質向上を目的としたインスペクション(建物状況調査)の導入や、スピーディーな修繕対応が可能となる建物管理サポートプランへの切り替えをオーナーにご提案する等、ゲスト及びオーナーが満足できるサービス向上に努めた結果、高水準の入居率(2025年2月末現在98.5%)を維持した。なお、新たに設立したリフォームカンパニーにおいては、建物延長保証制度を見直し、オーナーの資産の長寿化を目的とした再延長保証制度を新設し、受注活動を継続している。 2026年2月期通期の連結業績予想については、売上高が前期比8.2%増の258.88億円、営業利益が同11.9%増の22.58億円、経常利益が同10.8%増の22.60億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同7.8%増の15.27億円を見込んでいる。 また、同日、2025年2月期の期末配当金について、前回予想から30.00円増額の135.00円とすることを発表した。これにより、2025年2月期の1株当たり配当金は、年間で135.00円(前期比30.00円増配)となる。 《AK》 記事一覧 |