|
フィスコ投資ニュース
配信日時: 2025/04/21 13:10,
提供元: フィスコ
ブリッジ Research Memo(10):株主還元方針を大きく見直し、2025年12月期は年85.0円に増額予定
*13:10JST ブリッジ Research Memo(10):株主還元方針を大きく見直し、2025年12月期は年85.0円に増額予定
■株主還元策
ブリッジインターナショナル<7039>は2025年2月に株主還元方針の変更と2025年12月期の配当予想について発表した。従来は、配当方針として持続的な事業の拡大と経営基盤の確立のための内部留保の充実に配慮しつつ、業績・財務状況及び事業環境等を総合的に勘案し、安定的かつ継続的な配当を行うとしていた。変更後は、創出したキャッシュを成長投資と株主還元にバランスよく配分し、配当性向については50%以上を目標に安定配当を目指す。また、株主に対する長期保有の環境整備のため累進配当を導入した。この方針は2025年12月期から適用し、予想では1株当たり年間85.0円(中間:42.5円、期末:42.5円)の配当とし、配当性向は50.0%となる。なお2024年12月期は従来の方針に基づく配当を予定しており、年間配当は1株当たり35.0円(中間:17.5円、期末:17.5円)、配当性向は19.2%となる。
同社は現在IRに注力し、IRサイトのリニューアルや決算説明等プレゼンテーション資料の見直しや更新を積極的に進めている。狙いは個人投資家の裾野拡大で、効果的な企業情報公開により個人投資家の関心を集め認知度を向上する考えだ。また、画期的な配当方針変更は、かねてより同社に関心を持っていた投資家を中心に注目を集めることが予想される。
同時に発表した財務方針では、今後のグループのさらなる企業価値アップに向けて、資本効率向上を意識した財務戦略を進めるとしている。具体的には2025年12月期以降のROE(自己資本利益率)16.0%以上(2024年12月期は15.0%)、PER(株価収益率)18.0倍以上(同8.2倍)、自己資本比率70.0%以上(同72.9%)、DOE(株主資本配当率)8.0%以上(同3.0%)を目指す。自己資本のレベルを維持しつつ、本業によって獲得したキャッシュを成長投資と株主還元に振り向ける戦略を裏付ける内容となっている。
(執筆:フィスコアナリスト 村瀬智一)
《KM》
記事一覧
2025/04/21 17:25:欧米為替見通し:ドル・円は弱含みか、米FRB議長更迭をめぐり信認低下の売り継続
2025/04/21 17:13:東証グロ−ス指数は反落、相対的に底堅さを見せる
2025/04/21 17:11:東京為替:ドル・円は大幅安、夕方にドル売り再開
2025/04/21 17:11:日経平均寄与度ランキング(大引け)〜日経平均は大幅反落、ファーストリテとリクルートHDの2銘柄で約99円押し下げ
2025/04/21 17:08:21日の中国本土市場概況:上海総合0.45%高で反発、中国景気支援策に期待感
2025/04/21 16:35:日経VI:上昇、円高・株安を警戒
2025/04/21 16:34:新興市場銘柄ダイジェスト:サンバイオは反落、ファンデリーがストップ高
2025/04/21 16:33:市場参加者限られるなかで円高が重荷【クロージング】
2025/04/21 16:30:東証グロース市場250指数先物概況:円高進行で資金流入が継続
2025/04/21 16:28:住友ファーマ、アジュバン、大黒天など
2025/04/21 16:15:日経平均は大幅反落、薄商いのなか円高加速が重しに
2025/04/21 16:14:東京為替:ドル・円は変わらず、戻りは鈍い
2025/04/21 15:50:東証業種別ランキング:パルプ・紙が上昇率トップ
2025/04/21 15:42:4月21日本国債市場:債券先物は140円96銭で取引終了
2025/04/21 15:34:日経平均大引け:前週末比450.36円安の34279.92円
2025/04/21 15:22:東京為替:ドル・円は下げ渋り、ドル売り一服
2025/04/21 15:20:米国との関税交渉で日本が世界のモデルに
2025/04/21 15:13:出来高変化率ランキング(14時台)〜アジャイル、FJネクストホールディングスなどがランクイン
2025/04/21 14:49:アジュバン---大幅反落、今期の収益横ばい見通しをマイナス視
2025/04/21 14:49:ゲンダイAG---続伸、好決算発表や高水準の自社株買いを評価
|