|
オリバー・ベレス, グレック・カプラ, 林康史, 藤野隆太 日経BP A5判 293頁 2002年10月発売 2,310円 (税込) |
|
今回コメントくださったのは 優利加 さん です
Q1 オススメ書を教えて下さい。 |
本格的に株式トレードを始めて間もない頃、一度に400万円の損切りを余儀なくされたとき、この本を読んで何が悪かったのか、何が足りなかったのかに気づかされ、進むべき方向性がはっきりと見えました。幾つかの珠玉の言葉を次に紹介します。
- 「トレーディングの戦略やテクニックは、その背景にある精神の準備が出来ていなければ、全くといっていいほど意味がないものである」
- 「トレーダーとして成功するためには、いくつかのトレーディング手法に習熟するだけでよい。・・・・限られた知識しかもたないほうが、いわゆる経験者よりも効率的なマーケット・プレーヤーになれる」
- 「マーケットを見通す際に、自分たちで消化可能な2日から2週間の期間に時間軸を区切るということである」
- 「すべての行動は、噂や絵空事ではなく、入念に考え抜かれたトレーディング計画に基づくべきである・・・そうであるからこそ、混沌とした状況下でトレーダーは自らをコントロールできるのである」
- 「トレーディング技能を他人に移植することは誰にもできないのである。魔法の杖の一振りで、意識づけ、精神的な姿勢、勝者の規律と行動のあり方などを伝授することなどできない。自ら、勝つ権利を獲得するしかないのである」
この本は私の売買ルールのバックボーンとなり、時間を掛けて進化し続けて、2006年2月に発売となった私の著書「生涯現役のトレード技術」の原点となりました。
|
Q2 5点満点で採点すると?
|
読みやすい ★★★★★
知識がつく ★★
おもしろい ★★★
儲かる ★★★★
専門的 ★
総合オススメ度
|
優利加(ゆうりか) さん
|
『生涯現役の株式トレード技術』著者
大手外資系金融機関に17年勤務し、在職中、英国に留学してMBAを取得。2000年10月に退職し、株式トレードを行う傍ら、厚生年金基金のアドバイザーを行ったり、株式投資雑誌への寄稿を行う。2003年8月から個人投資家に株式トレード技術の指導をする「優利加トレード塾」、略称「優利加塾」を開講。2006年3月現在、百数十人の塾生を指導している。モットーは「自他共楽」と生涯現役の株式トレード。また、「優利加の徒然相場日記」にて株式相場の情報発信を日々行っている。将来の夢は、放浪のトレーダーをしながら、世界遺産を巡ること。
主な著書
|
| ありがとうございました。 |
このコーナーの更新は、Traders Shopより無料で配信しているメールマガジンでもお知らせしています。
Copyright(C) 1999-2024 Traders Shop All Rights Reserved.
|