週刊ダイヤモンド 「ファンドが仕掛ける電機解体」 2007年3月10日号
ダイヤモンド社
A4判 雑誌 2007年3月発売
本体 543円 税込 597円
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特集 ファンドが仕掛ける電機解体
松下電器産業の日本ビクター売却が大詰めを迎え、粉飾決算疑惑が明るみに出た三洋電機の“解体”が、半導体子会社から始まろうとしている。買い漁るのは、日・米・欧・アジアの買収ファンドだ。10兆円をゆうに超えるマネー奔流が、大再編を仕掛けようとしている。
【Part1】売却へカウントダウン 日本ビクターと三洋半導体の行方
Chart 日・米・欧・アジア 主要買収ファンド一覧
【Part2】ファンドが群がる家電・半導体企業の知られざる“買収価値”
下位メーカーから戦線離脱する底値なき薄型テレビ戦争の熾烈
日本ビクター 親の松下電器を凌ぐ海外でのブランド力
パイオニア プラズマ工場よりも車載向け機器が魅力
Interview パイオニア社長 須藤民彦
DRAM依存からの脱却に失敗 “先送り”に身を任す日本半導体
NECエレクトロニクス ソニー・トヨタ 有力顧客を持つ
ルネサステクノロジ 統合効果発揮できず親会社は株放出か
セイコーエプソン 売上高は半減 受託生産で凌ぐ
富士通・沖電気など 投資余力に衰え 戦略転換の可能性
Interview エルピーダメモリ社長兼CEO 坂本幸雄
【Part3】子会社の“親離れ”とAV再編を支援した買収ファンドの実力
ユニゾン、カーライルと組んだ東芝セラミックスMBOの真実
Column 音響機器D&M再建で発揮 リップルウッドの“秘策”
特集 “次の夕張”はどこだ? 全国市町村「倒産危険度」ランキング
北海道夕張市が打ち出した再建策は悲惨を極めた。交付税削減、人口減が確実ななか、“次の夕張”はいつ出てもおかしくない。そこで、全国の市町村を対象とした倒産危険度ランキングを初めて作成した。
うやむやとなる責任の追及 破綻の主因はまず夕張自身に
過疎に合併破綻、放漫財政 危機に瀕する自治体を切る
Column 首長多選禁止と個人責任の追及 財政状態を明示する指標も必須
Column 再生策そのものに変化なし 危機察知する新指標を開発
全国市町村「倒産危険度」ランキング
都市経済特集
新潟
政令指定都市のニュータイプ
新・新潟市の実力
Close Up
- 瓦解の瀬戸際に立つ世紀の合併 クライスラー売却交渉の行方
- 高校の5割、大学の3割が赤字 再編必至の私学の台所事情
Inside
- 「上場廃止」報道で波紋広がる日興争奪戦の行き着く先
- ヘッジファンドの売りが契機 世界同時株安は割高分の修正
ピックアップ1/稲葉善治(ファナック社長)
- 不発のウィンドウズビスタに翻弄されるPCメーカー
- 職人の派遣事業と学校設立で低賃金と人手不足に“改良工事”
人事天命/住友林業
- トステム、INAXが破局? 住生活グループ迷走の裏側
ピックアップ2/和久井康明(クラレ社長)
World Voice
フランシス・マキナニー(ノースリバー・ベンチャーズ代表)
Market
株式市場 透視眼鏡/4タイプに分類される今年の相場テーマ「M&A」 大山 巖
金融市場 異論百出/まだもの珍しいイベント? 小幅利上げでも大騒ぎの日本 加藤 出
ネット世論調査/株式投資の経験
Data Focus
格差問題の解消につながる インフレの所得再配分効果 小林慶一郎
企業・産業
企業レポート 日本航空
利益水増しが隠した5期連続赤字 処分資産尽き資金繰りの綱渡り続く
企業レポート 三菱レイヨン
一貫生産と独自の市場開拓が強み 業界随一を誇る高収益の秘密
起・業・人/岡村陽久(アドウェイズ社長)
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