■スプレッドボリンジャーとは?
スプレッドボリンジャーは、相関性の高い二つの銘柄間の価格差(スプレッド、サヤ)をボリンジャーバンドに似た標準偏差バンドで分析し、その銘柄の割高や割安や市場間の相関を判断してトレードする戦略です。
米国株の代表的な指数であるQQQ (NASDAQ)と SPY (S&P500)は非常に相関性の高い値動きをしており下落、上昇するタイミングなど多くの共通点が見られます。
しかし、相関性の高い銘柄であっても、全く同じ動きをしているわけではありません。
非常に近い動きをしている中でも価格差が開いていることがあり、その後、QQQ と SPY の価格差は平均回帰し、二つの銘柄の価格差は縮小していく傾向があります。
この価格差の開いている箇所を QQQ のエントリータイミングとし、縮小を利確のタイミングと判断することで、利益を得る戦略が「スプレッドボリンジャー」です。
QQQ:青色 SPY:赤
■TradingViewによるパフォーマンス概略
1999年5月-2023年10月まで QQQ をトレードした場合
勝率 62.7%、PF (プロフィットファクター)1.68という結果です。
QQQ と SPY の組み合わせにおいて「スプレッドボリンジャー」は優位性のある収益の期待できる戦略という事がわかります。
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■対象市場は株、ETF、先物、FXなど多数!
この戦略を利用できる市場は、
- 個別株式(日本、米国)
- ETF(米国、日本市場の株価指数)
- FX(ドル円、クロス円、その他、ユーロ・米ドル、豪ドル・米ドル、ポンド・米ドル)
- コモディティ(金、石油など)
などで利用可能であることを検証し、確認しています。
TradingView を使って皆さんが自ら検証し、オリジナルの銘柄ペアで検証を行うことができます。
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■デイ・トレード検証ツールも同時公開
スプレッドボリンジャーを使った典型的なトレード手法は日足チャートを利用したスイング・トレードです(1週間前後が多い)。しかし、さらに検証を深めていくとスプレッドボリンジャーは、デイ・トレーダーにも利用できるツールであることが分かってきました!
今回のセミナーでは、岩本氏が普段から利用しているデイ・トレード用の検証ツールを公開。スプレッドボリンジャー日足チャートを利用し、寄り引け(寄りでエントリーし、引けでエグジット(決済))デイ・トレードの検証を行うことができます。
このツールを利用すれば、デイ・トレーダーもスプレッドボリンジャーを用いた有効な銘柄を発見することが可能です。
■提供内容
・4月18日セミナーの招待(録画版は会員様ページでご視聴できます)
主な内容
【前編:基本編、操作編】
- 片側ペア・トレードとは
- 片側ペア・トレードとスプレッドボリンジャー
- ボリンジャーバンドとは
- スプレッドボリンジャーの算出方法
- スプレッドボリンジャーによるエントリーとエグジット
- TradingViewによるバックテスト機能
【後編:実践編、パラメータ設定編、デイトレ検証ツール編】
- スプレッドボリンジャーを利用したトレード例(株式・ETF編)
- スプレッドボリンジャーを利用したトレード例(FX編)
- パラメータ設定
- デイトレ検証ツール
・毎週アップデートされる会員向けレポート
TradingViewを利用すれば、様々な銘柄検証により、自分オリジナルの銘柄を発見できるでしょう。しかし、投資初心者の方や有効な銘柄をなかなか発見できない方もいるかもしれません。
そこで、岩本氏がほぼ一週間に一回程度、受講者(会員)向けのレポートを執筆しています(これまでの投稿は下記のとおり)。これらを利用することで有効な銘柄を見つけることが可能になり、皆さんの新たなヒントにもつながる可能性があります。
■これまでの会員向けレポート
※一部情報を伏せています(下記●●●の部分)。
24/01/05 スプレッドボリンジャーの順張り的な使い方と銘柄の発見方法
24/01/15 スプレッドボリンジャーの「ペア銘柄」はサヤ取り銘柄よりも自由?もう一手間で新発見!
24/01/18 スプレッドボリンジャーを利用した FX 検証例 ドル円編 = 前編 =
24/01/22 スプレッドボリンジャーを利用した FX 検証例 ドル円編 = 後編 =
24/01/26 スプレッドボリンジャーを利用した FX 検証例 豪ドル円編
24/02/01 ●●●を指標としたスプレッドボリンジャー考察
24/02/08 金(NYゴールド)を取引対象としたスプレッドボリンジャー考察
24/02/15 業種別ETF(TOPIX-17シリーズ)を取引対象にしたスプレッドボリンジャー考察
24/02/26 スプレッドボリンジャーで見た「7人の侍」
24/03/06 ●●●を参照指標として、EURUSD(ユーロドル)を取引する = 前編 =
24/03/08 ●●●を参照指標として、EURUSD(ユーロドル)を取引する = 後編 =
・インジケータ、ストラテジー(6か月ごとの自動更新制)
・デイ・トレード検証ツール(6か月ごとの自動更新制)
スプレッドが拡大した時に、毎日寄り引けのデイトレードを行った場合の検証が出来ます。詳細は動画をご視聴ください。
※画像をクリックすると動画をご視聴出来ます。
■TradingView でのスプレッドボリンジャーの特徴
TradingView の Basic(無料)プランで表示可能です。
特徴 1:チャート上に売買シグナルやインジケーターを表示できる!
スプレッドボリンジャーは標準的なインジケーターではないので、普通のチャートソフトでは表示することができません。
そのため、この独特なインジケーター、および売買シグナルはTradingViewのプログラム言語(pineスクリプト)を使い、気軽に計算・表示できるようにしています。
チャート上に売買シグナルやスプレッドボリンジャーインジケーターが表示できます。
TradingView はスマホアプリもありますから、いつでもどこでもチェック可能です。
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特徴 2:短時間で銘柄変更可能!
下図の赤囲み部分 (1)、(2) を変更すれば、瞬時のうちに銘柄変更ができます。
これにより、数多くの銘柄を瞬時に検証することが可能です。
インジケーターのパラメーター(インジケータの変数)も変更できます(下図では見えないようにしています)。
パラメーターの変更後のパフォーマンスも瞬時に確認できます。
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■ストラテジーテスターで瞬時のうちにパフォーマンスチェック(過去トレードの検証結果を表示)!
長期間の資産曲線をチェック!
※資産曲線は累積損益の増減を見たものです(折れ線グラフが綺麗に右上がりになっていることが重要!)
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買い(ロング)と売り(ショート)別のパフォーマンスをチェック!
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過去のトレード結果も全て表示可能!
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これらの使い方・見方もセミナー内でご説明いたします。
■TradingView を使うにあたって
TradingView の操作は非常に簡単なので、初心者の方でもすぐに利用することが可能です。
- これらの機能を使い、自分に合った銘柄選択が可能
- 1回の検証にかかる時間は30秒弱
ご不安な方は書籍『TradingView 入門』もご参照ください。
昨年12月のスプレッドボリンジャー TradingView版リリース記念セミナーのアンケート結果
スプレッドボリンジャー TradingView版をご購入のお客様は、6か月有効のインジケータに加えて、活用方法がわかるオンラインセミナーにご招待いたしました。
■セミナー満足度100%! (とても満足 60.00% 満足 40.00%、その他 0%)
「スプレッドボリンジャー TradingView版【セミナーご招待付】」のアンケート結果です。
●印象に残った内容など
- 売買シグナルがわかりやすい
- 普段はMT4を使用していて、TradingViewはいろいろな使い方がある事が印象的でした。また、こういうインジケータを使用してのトレードができることが分かったので守備範囲を広げる必要があると思いました。
- バックテストと売買シグナル表示がエクセルからTradingViewで行える様になり、素晴らしい進化です。特に、バックテストの容易さは特筆すべき点です。TradingViewでのストラテジーテスターのサポートをありがとうございます。
- エクセルで毎日の入力作業のわりに、得られる利益が少なすぎると思って中断していた。これならコナーズのRSI2の判定のほうが圧倒的に楽で堅牢だと思ったが、取引回数が少ないので、違う手法として候補になると思った。トヨタとSPYの組み合わせは印象に残った。
- 内容は5月に受講したスプレッドボリンジャーのセミナーとほぼ同じだったので、復習になりました。セミナーの後、実際にトレーディングビューでストラテジーを動かしテスターで銘柄検証を行いましたが、エクセルの時よりも遥かに速く、手軽に、様々な銘柄を組み合わせて検証できるのに驚いております。エクセル版では日付を合わせたりデータを移行したりとかなり手間になっていたので本当に助かります。今回のトレーディングビュー版を使ってどんどん検証していこうと思っております。
- TradingViewでの操作方法がよくわかりました。検証にかかる時間が一瞬で、作業効率が上がりそうです。
●本日のセミナーでもっと詳しく知りたい内容はありますか?
- FXの通貨ペアごとの意外な比較銘柄、例えばAUDUSDとcopperなどの検証結果について知りたいですまた、時間?での活用の可能性についても知りたいです(FXでは使えそうな気がします)。
- 自分が未熟なので知りたいよりもっと理解を深めたいと思います
- 逆張りだけでなく、順張りに対応できる点
- FXトレードはもとより、株、ETFでどこの証券会社を使用するのが良いのか、また、スキルを向上させるための方法(基本は自分で見つけるものですが)を知りたいと思いました。これらのツールの扱い方法に慣れていく必要があると強く感じました。
- 日足だけでなく、下位足でも有効に機能するかどうか?Data1とData2の組み合わせをウォッチリストに登録する方法はあるか?更に、ウォッチリストに登録された2銘柄を選択するだけで、バックテストを実行する様に出来るか?応用例など
- 同じ先物の指数の期近と限月のスプレッドボリンジャーの検証をリクエストを宜しくお願いします。いつも検証セミナーを有り難う御座います。今後、TradingView、システムトレード検証セミナーを宜しくお願いします。
- 相関係数が高いペアを使う前提だと思いますが、トレーディングビューで2銘柄間の相関係数を出す方法を簡単に教えてもらえると助かります。また、数字だけで見すぎないほうがいい、経験則的なことも大事とのことでしたが、トレードしたことのないペアに関しては、初挑戦なのでバックテストによるパフォーマンスの数字でしか把握きないのですが、すこし整理していただけますと助かります。
- これは私の感覚の話なのですが、現在「SPY」をdata2にしてdata1に日経225採用銘柄を入れて検証しておりますが、2015年位から資産曲線が横ばいになりドローダウンが大きくなっている様に見える銘柄が多い気がしています。この原因は何が考えられるでしょうか?リーマンショック以降、スプレッドボリンジャーの設定がフィットしていないのでしょうか?
- TradingView招待専用スクリプト設定マニュアル8P通知機能を使うについて質問します。マニュアルですと別のインジを例示しています。【質問】スプレッドボリンジャーは通知機能は使えますか?使えると仮定して。条件のタグですと sbs spreadbollingerindicatorが2つでます。どちらを使いますか?
●本日のご意見・ご感想
- ありがとうございました。
- 数字に弱いので説明部分でついて行けないと思いました。自分で検証しないとダメなのかなと思いました。自分で取引している銘柄の相手側のシンボルをどうすれば良いかがわかりませんでした。また、個別で質問させてください。
- 本日はありがとうございました。この機会を無駄にしないで、今後のトレードに活かしていきたいと思っています。銘柄の選択で結果に違いが出ますが、これは使い込んで自分で見つけていくしかないと思っています。MT4にあるような自動売買の方法を具体的にご教示いただければ幸甚です。
- 岩本さんのセミナーは常に客観的データに基づいた論理的・客観的な内容で、しかも惜しみなく公開する姿勢にあふれており、尊敬しています。・今回は、エクセル版の会員向けに無料の3か月お試し期間が提供されました。岩本さんとPanRollingのご配慮に大変感謝しています。
- 有り難う御座いました。
- レポート期待しております
- トライして面白そうな銘柄ペアを発掘したいと思います。日本株で、信用倍率が低く、パーフェクトオーダーになっているものと今回のストラテジーを組み合わせると、より押し目をタイミングよく拾えそうだと考えました。試行錯誤してみたいと思い、興味深かったです。
- セミナーありがとうございました。今回は復習となりましたが忘れていた部分もあり、改めて勉強になりました。また上にも書きましたが、トレーディングビュー版になったおかげで検証が速く手軽にできるようになったおかげで、あれはどうか?これはどうか?と思いを巡らし検証へのモチベーションがかなり上がりました。ありがとうございました。追伸:可能であれば、今度はマルチチャートのセミナーを開催していただけますと助かります。一つのチャートで簡単なストラテジーのバックテストは出来ますが、いつかは市場間分析もやってみたいと思っております。インジケーターやストラテジーを基礎から応用まで網羅した本の出版やセミナー開催是非お願いいたします。
- (1)5月のリアルセミナーに参加しましたが、データの入手に困っていました。(2)tradingviewなら データの入手が簡単です。格段に進歩しました。
- ペアの登録機能とかあれば便利かなと思います。
●免責事項
以下を同意の上でご利用ください。
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- 記載されている会社名、製品名は、それぞれ各社の商標及び登録商標です。
概要 |
名称 |
スプレッドボリンジャー TradingView版 2024年4月開講(6か月更新) |
提供内容 |
●インジケータ、ストラテジー
●4月18日(木)19時からオンラインセミナーにご招待(録画版を会員様ページにて公開しています。)
●レポート配信(週1予定)
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ご利用期間 |
2024年4月18日〜2024年10月31日(6か月ごとの自動更新)
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セミナー開催日 |
2024年4月18日(木)19:00〜21:30(受付開始 18:30)
※時間帯を変更もしくは延長する場合があります。 ※開催2日前の夕方にメールでご案内さしあげます。
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会場 |
オンライン開催
会員様ページにて録画版をご覧いただけます。
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お申込み期限 |
4月30日(火)17時まで
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会費 |
会費 38,000円+税/6か月
更新 30,000円+税/6か月
- 次回更新は、クレジットカード(VISA, Master, Diners)の自動決済での引き落としです。
- それ以外のお支払い方法で申込の場合は、領収証とともに翌月以降のお支払い用として口座振替申込書をお送りします。金融機関の手続きに2か月ほど要します。
- 退会後はご視聴いただけません。
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お申込みのキャンセルについて |
開催日の1週間前までに弊社までご連絡ください。
※1週間前までのお申し出は全額ご返金いたします。
※1週間を切った場合、受講料の50%をご負担いただきます。
※開催日以降、およびシステム提供後は、お客様のご都合によるキャンセル、返品および返金はお受けできません。
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継続解約方法 |
本サービスは、お申込の6か月後から会費が自動引き落としになります。お客様が利用停止の手続きをされない限り、自動継続されます。解約は月末までにご連絡をいただければ、有効期限をもちまして停止いたします。解約の場合は電子メールまたはお電話でお申し出ください。
お客様都合で途中解約される場合は、割引適用前の経過月数分の月払い料金と購入代金の38%を差し引いた金額をご返金いたします。
当社事由でサービスの継続が困難になった場合は、割引適用後の料金を6か月で割った代金×利用されていない残月数分の返金をいたします。
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お問合せ先 |
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