世界はカーブ化している グローバル金融はなぜ破綻したか

世界はフラットではない。危険なほどカーブして先が見えない。世界屈指の投資戦略家が、グローバル金融市場の知られざる現実を暴く!

グローバル金融の最前線で30年以上活躍してきた著者が見たもの。それは、世界を暴走する投資マネーであり、”奥の院”が支配する不透明な中国金融システムであり、影響力を失った中央銀行の苦闘、強欲につき動かされるヘッジファンド群だった。それらが絡まり合い、世界は危険なほど変動しやすくなっている。そして勃発した世界金融危機――。いまや市場への信頼は完全に失われ、各国は保護主義や規制を強めかねない。はたしてグローバル金融は生き残れるのか? 世界屈指の投資戦略家が、世界金融システムの驚くべき現実を活写する!

元FRB議長 アラン・グリーンスパン絶賛
「グローバル金融の仕組み、政治、苦境を理解したい者は絶対に読まないといけない」

朝日新聞主筆 船橋洋一氏絶賛
「疾風のように世界を駆けて、グローバル金融市場の原動力に迫る旅。タイムリーで重要な分析。素人にもよくわかり、政策当局者にも有益」

投資家 ジョージ・ソロス絶賛
「すべてを見わたす驚異的な視点から得られた緻密な洞察」

元アメリカ大統領 ビル・クリントン
「グローバル金融危機本ベスト3の1冊!」

投資家 スタン・ドラッケンミラー
「見事な解説。今日のグローバル金融システムが直面する難問に苦しむ投資家、政策当局者、いや、すべての人々がいま手に取るべき必読の書」

オバマ政権の国家経済会議委員長 ローレンス・サマーズ
「スミックは国際金融が政治や情熱にも左右されることを理解する数少ない者のひとりだ。過去・現在・未来への彼の洞察は熟考に値する」

欧州中央銀行総裁 ジャン＝クロード・トリシェ
「今日のグローバル金融の盛衰の背後にあるファクターを白日の下にさらす書」

本書に登場する投資家：
ジョージ・ソロス、ドラッケンミラー、ルイス・ベーコン、マイケル・スタインハルト、ジュリアン・ロバートソン

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