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永遠の旅行者 (下)ベテラン度:
★★☆
橘玲幻冬舎 四六判 328頁 2005年7月発売 本体 1,600円 税込 1,760円 国内送料無料です。 この商品は 12月23日に 発送できる予定です。 (発送可能時期について) この商品は在庫限りで取り扱いを停止します。 お早目にご注文ください!
人は愛情に税がかからぬことを知っている。
元弁護士・真鍋恭一のもとに見知らぬ老人から不可解な依頼の手紙が届いた。その内容は「20億の資産のすべてを、息子にではなく16歳の孫娘に相続させたい。ただし日本国に1円も税金を納めることなく」というものだった。恭一は調査を開始したが、依頼主・麻生騎一郎は入院中で余命わずか、息子・悠介は150億円の負債を抱えたまま失踪中、孫娘の美少女まゆは精神障害で自宅に引きこもって面会できない。債権回収業者や自称・後見人の不審人物がまゆの周辺を跋扈する。そんな中、かつてシベリア抑留者だった騎一郎は、これまでに一度も国家に税金を払ったことがなく、殺人の疑惑まであることがわかった。しかし、何故依頼者はそれほどまで国家に背を向けるのか? |
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