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疫病と投資 歴史から読み解くパンデミックと経済の未来中原圭介ダイヤモンド社 四六判 204頁 2020年12月発売 本体 1,500円 税込 1,650円 国内送料無料です。 この商品は 1週間程度で発送できる予定です。 (発送可能時期について) コロナ以前にも、SARSやMARS、古くはペストやスペイン風邪のように人類を苦しめた疫病はたくさんあった。その度に経済も疲弊したが、人類は立ち直ってきた。それぞれの時代で、疫病は経済にどんな影響を与えたのか。そして人類はどのように立ち直っていったのか。未来の答えはすでに歴史の中で示されているはずだ。コロナの後遺症は長引くだろうし、コロナ的な危機は今後も毎年のように続くだろう。著者の強みである「歴史」と「経済」を掛け合わせ、社会の未来の姿を予測する。 「2020年に入ってから世界的に広がった新型コロナウイルス(COVID-19)は、1918年に猛威をふるったスペイン風邪以来のパンデミックと言われています。この間にも2003〜2004年に流行したSARS(サーズ;重症急性呼吸器症候群)や2009年の新型インフルエンザ、2012年に広がったMERS(マーズ;中東呼吸器症候群)といった感染症がありましたが、いずれも世界的なパンデミックにはならず、感染拡大は幸運なことに一部地域で抑え込むことが出来ました。たとえばSARSはアジアとカナダが感染拡大の中心であり、日本ではSARSを疑われた事例はいくつかあったものの、厚生労働省によれば日本におけるSARSの症例はゼロということになっていますし、MERSはアラビア半島とヨーロッパが感染地です。 また新型インフルエンザは214の国と地域で感染が確認され、その意味では世界的に広がった感染症ともいえるのですが、新型インフルエンザが主因で亡くなった人の数は世界で1万8097人です。新型コロナウイルスによる死亡者数は、2020年8月時点ですでに70万人を超えており、感染地も全世界に広がっています。この時点でまだ効果的なワクチンも開発されていないので、世界的に死亡者数はまだまだ増えそうです。こうした被害の大きさから、新型コロナウイルスはスペイン風邪以来のパンデミックと言われているのです。」(第1章より) 目次第1章 ペストは中世ヨーロッパ体制を破壊した・人類の歴史はパンデミックとの共存の歴史 ・グローバリゼーションがペストを拡散した ・ペストの流行が社会体制に及ぼした影響 ・教皇権の失墜と宗教改革
第2章 スペイン風邪は第一次世界大戦の戦況を左右した
第3章 短期化する新型ウィルスの発生
第4章 感染症と共存する社会へ
第5章 変化の時代と格差の拡大
著者紹介中原圭介(なかはら・けいすけ)1970年、茨城県生まれ。慶應義塾大学卒業後、金融機関や官公庁を経て、現在は経営・金融 のコンサルティング会社「アセットベストパートナーズ株式会社」の経営アドバイザー・経済アナリストとして活動。大手企業・金融機関への助言・提案を行う傍ら、執筆・セミナーなどで経営教育・経済教育の普及に努めている。「総合科学研究機構」の特任研究員も兼ねる。近著に『AI×人口減少』(東洋経済新報社)、『日本の国難』 (講談社現代新書)などがある。ヤフーで「経済の視点から日本の将来を考える」、マネー現代(現代ビジネス)で「経済ニュースの正しい読み方」を好評連載中。 そのほかのお薦め
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