トレーダーズショップ
トップかごを見るご注文状況このページのPC版


多田洋介 行動経済学入門

行動経済学入門

多田洋介
日本経済新聞出版社
四六判 上製本 238頁 2003年12月発売
本体 1,900円  税込 2,090円  国内送料無料です。
この商品は 4月22日に 発送できる予定です。 (発送可能時期について)
Tweet

なぜ人は誤った選択をしてしまうのか?心理学の成果を応用して、一見不可解な人々の行動を論理的に説明するユニークな学問が、行動経済学だ! そのエッセンスを、豊富なエピソードを交えてわかりやすく解説する。

<目次>
第1章 行動経済学とは何か?――「限界知らずの経済人間」への挑戦
1 経済学の世界に生きる人間の3つの限界
2 人々は確率を「正しく」判断するか?
3 ゲームのプレーヤーはすべて合理的か?
4 間違いの多い経済学の「くじ」選び
5 将来の消費の選択は難しく移ろいやすい
第2章 人間はどこまで合理的か?――限定合理性の経済学
1 人々は日々合理的に過ごしているわけではない
2 物を考えるにもコストがかかる
3 限定合理性の存在を示す事例
4 非合理的な人間の存在は市場を動かす
第3章 近道を選ぶと失敗する――信念や判断に潜む罠
1 我々につきまとう「近道選び」の誘惑
2 法則がないところにあえて法則を見出す
3 手っ取り早く手に入る情報を優先する
4 情報は時に必要以上に影響力を持つ
5 企業や投資家を惑わす自信過剰の問題
6 人は間違いを認めたがらない
第4章 プロスペクト理論――リスクが存在する下での選好理論
1 不確実性が存在する下で人々はどういう行動パターンに従うのか
2 プロスペクト理論とは
3 プロスペクト理論の応用例
4 お金の捉え方次第で人の行動は変わる
5 人は曖昧さを嫌う
第5章 非合理的な投資家は市場を狂わす――行動ファイナンスの世界
1 行動ファイナンス=行動経済学の最先端の応用分野
2 伝統的に正しいとされるファイナンス理論とは?
3 非合理的な投資家のせいで市場裁定が機能しない
4 逆張り戦略は有効か?
5 株式プレミアム・パズルと近視眼的損失回避性
6 合理的な投資家も非合理的な投資家も共犯?
第6章 人間は「超」自制的か――先送り、その場の快楽、自己制御
1 時間を通じた行動を現実的に捉える試み
2 いつまで経っても「今」が大事?
3 双曲的割引モデル
4 双曲的割引関数を持つ意思決定者のパターン
5 双曲的割引モデルを使った応用例
6 時間を通じた選好に関するその他のモデル
第7章 人間は他人の目を気にするもの――「目には目を歯には歯を」の経済学
1 「超」利己的な人間像は完璧ではない
2 人が純粋に利己的ではないことを示す3つのゲーム
3 利己的? 利他的? 第三の道?
4 相互応報的な行動がもたらすもの
5 さらなる応用例
終章 心理学的アプローチの限界と今後の展望
参考文献

そのほかのお薦め


この商品の著者による商品一覧: 多田洋介

戻るトップページへ