[ノンフィクションコミック] 南極漂流記――エンデュアランス号の奇跡
田中つかさ
パンローリング
四六判 248頁 2022年8月発売
本体 1,600円 税込 1,760円
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南極探検史に残るサバイバル劇!
壮絶な冒険をたどる描き下ろしマンガ
2022年3月10日、ある難破船が見つかったというニュースが世界を駆けめぐった。場所は南極ウェッデル海の水深3000メートルの海底――。船の名はエンデュアランス号。沈没から107年ぶりの発見だった。
1914年8月、探検家アーネスト・シャクルトンと乗組員27名はエンデュアランス号に乗り込み、人類初の南極大陸横断を達成すべくイギリスから出航。翌年1月、船は南極沖の流氷帯に閉じ込められ身動きがとれなくなる。隊員たちは氷に押しつぶされた船を棄て、氷盤の上に降り立った。それは17カ月におよぶ氷上生活と漂流の始まりだった。
この難破劇は、地球上で最も過酷な環境のなか、絶望的な状況に追い込まれながらも隊員全員が生還したことから伝説として語り継がれている。彼らはどのようにして生き延びたのか。エンデュアランス号と隊員たちの旅、753日をマンガで追う。
著者紹介
作画:田中つかさ(たなか・つかさ)
埼玉県生まれ。魚座。趣味はクロッキー(裸婦デッサン)と淡水の釣り。飯森広一氏のアシスタントをしながら、少年ジャンプ『三億円事件捜査本部』でデビュー。4年後、同誌において『ふたりのダービー』を初連載。キャリアを積むとともに執筆の場を青年誌に移行。代表作に『ナースステーション』『プリズンホテル』『火災調査官 紅蓮次郎』(テレビドラマ化)、『特派記者ドッポ』『おいしいパンを召しあがれ!』など。現在、江戸の釣りを題材にした作品『ぶらり釣り侍』をコミック乱に掲載中。
目次
プロローグ
第1章 希望の船出
第2章 氷の牢獄
第3章 氷上キャンプ
第4章 地獄の海域
第5章 怒涛の16日間
第6章 最後の試練
エピローグ
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