みなさん、「ベンチマーク」という専門用語をご存知ですか?
ベンチマークというのは、もともとは測量用語で高さの基準値のことを指します。
投資の世界では、ベンチマークとは運用成果(パフォーマンス)を図るための基準となる数値のことです。例えば、日本の株式に投資した際のパフォーマンスを図る基準は、日経平均株価やTOPIX(東証株価指数)がベンチマークになるのです。
さて、あなたは株式に投資して、日経平均株価やTOPIX(東証株価指数)を上回るパフォーマンスを上げる自信はありますか?
衝撃的な数字をお教えしましょう。
日経平均株価の過去3年(2004年3月31日〜2007年3月30日)の騰落率(配当再投資ベース)は
+51.6% です。
一方、日本の株式を投資対象とする*投資信託614本の過去3年の平均リターンは、
+45.1%
と6.5%ポイントも日経平均株価を下回っています。
(*データ:大和ファンドコンサルティング 協会分類: 国内株式型全て)
プロが運用する投資信託でさえ、日経平均株価を上回る運用成績を残すことは相当困難なのです。加えて、投資信託には購入する際に手数料がかかってきます。実質的なファンドのパフォーマンスを知るには、手数料を差し引いた後のものを考えなければなりません。
あなたがよほど運がよければ、日経平均株価やTOPIX(東証株価指数)を凌駕する投資信託にめぐり合うことは可能でしょう。ただし、過去のパフォーマンスは将来のパフォーマンスを保証するわけではありません。
ましてや、個別株への投資となると、銘柄選びから始まり、売買価格の決定、投資金額...、と検討すべきことがたくさんある上、日経平均株価を上回るパフォーマンスを上げる銘柄を探すのは本当に骨が折れます。
実際は、プロでも日経平均株価やTOPIX(東証株価指数)を上回るパフォーマンスを上げるのが難しいのは、すでに見ていただいたとおりです。
そこで、ETF(指数連動型上場投資信託)の登場です。
ETFの詳しい説明はセミナーの場でお話しますが、これは投資信託でありながら、東京証券取引所や大阪証券取引所に上場しており、日経平均株価やTOPIX(東証株価指数)に連動したパフォーマンスを上げるスグレ物なのです。
今回のセミナーでは、そのETF取引の戦術、リスク管理、売買タイミングなどをコンパクトにまとめてお伝えしたいと思います。
いや〜、ワクワクしてきましたね。では、DVDでお会いしましょう!
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