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エリオット波動入門 相場の未来から投資家心理までわかるベテラン度:
★★★
ロバート・R・プレクター・ジュニア,
A・J・フロスト,
長尾慎太郎,
関本博英パンローリング A5判 326頁 2009年8月発売 本体 5,800円 税込 6,380円 国内送料無料です。 この商品は 1月6日に 発送できる予定です。 (発送可能時期について)
目次 | 読者のご意見 | 第1章を立ち読み | エリオット波動とは? 全米テクニカルアナリスト協会(MTA)のアワード・オブ・エクセレンス賞を受賞 待望のエリオット波動の改定新版! 相場はフィボナッチを元に動く! 波動理論の教科書! 「本書はエリオット波動原理に関する決定的で素晴らしい本だ。波動原理に興味のあるすべての人々に推薦したい」(ダウ・セオリー・レターのリチャード・ラッセル氏) 20周年記念版に関する出版者のノート本書の初版本は1978年に出版されたが、そのときのダウ工業株平均は790ドルだった。初版本が出版されると、書評家たちはこぞって波動原理に関する決定的な参考書だと称賛したが、残念なことにベストセラーとなるには数十万部も及ばなかった。しかし、本書の興味あるテーマと長期の株価を正確に予想したことに対する関心が大きく高まったことから、毎年増刷を続け、ついにウォール街では古典の地位を獲得するまでになった。波動原理そのものはもとより、本書も長い時の試練に耐えている。しかも本書は版を重ねるごとに、ますますその内容を充実させている。ロバート・プレクターが年数をかけてその内容を綿密に洗練・向上・拡充させたことから、新版が出版されるたびに、ますます多くの大学が本書をテキストとして使用するという目標も現実になっている。こうした努力はすでに実を結んでいる。A・J・フロストは1970年代に、「ダウ理論を知っている100人の人たちのうち、エリオットのことも知っているのはたったひとりだよ」というハミルトン・ボルトンの1960年代の嘆きをよく口にしていたものだ。そして1986年の夏にフロストはプレクターに電話をかけて、「ようやくこの2人の立場が逆になってきたよ」と叫んだ。[全文を読む]
序文よりほぼ2000年前にひとりの人間が短い言葉を語ったが、その真実はそれから何世紀にもわたってこの世で鳴り響いてきた。「ひとつの世代が去り、次の世代がやってくるが、地球は永遠にとどまっている。太陽はまた昇り、沈み、そして昇ってきたところへ戻っていく。風は南に吹き、回って北にも吹く。風はぐるぐると回り続け、そして再びその巡回路に沿って戻ってくる。すべての川は海に流れ込むが、海があふれることはない。川はやってきた流れに再び戻る。……存在してきたものは、これからも存在する。なされるものは、将来にもまたなされる。太陽の下では新しいものは何もない」 この深遠な言葉から引き出すことができる結論は、人間性というものは変わることがなく、そのパターンもまた変わらないということである。われわれと同世代の4人の人物がこの真理において、経済学の分野で名声を築いた。この4人とはアーサー・ピグー、チャールズ・ダウ、バーナード・バルーク、ラルフ・ネルソン・エリオットである。 景気の変動、つまり景気の循環について何百という理論が提起されてきた。それらの論拠とは、通貨供給量の変動、過剰・過少在庫、政治的な施策に起因する世界貿易の変化、消費者の態度、資本支出などであり、さらには太陽黒点や惑星の位置でさえもそうした論拠に含められた。そして、イギリスの経済学者ピグーが景気の循環を人間の方程式に引き直した。ピグーによれば、好況・不況という景気の変動は、人間の過剰な楽観論に過剰な悲観論が続くことによって引き起こされる。振り子がある方向に行きすぎると供給過剰となり、別の方向に行きすぎると供給不足となる。ある方向への過剰は別の方向への不足と生み出すといったように、拡張と収縮はけっして終わることがない。[全文を読む]
著者紹介ロバート・R・プレクター(RobertR.Prechter,Jr.)投資予測月刊ニュースレター「ザ・エリオット・ウエーブ・セオリスト(EWT)」と「グローバル・マーケット・パスペクティブ」の編集長。1971年、エール大学で投資行動心理学の学位を修得して卒業し、メリルリンチのマーケットアナリスト部門テクニカルマーケットスペシャリストとして、そのキャリアをスタートした。その後、1984年にパフォーマンスを競う全米トレーディングチャンピオンシップにモニターされるリアルマネーオプション部門で、444.4%という前例のない高いリターンを上げた。1989年12月にはフィナンシャル・ニュース・ネットワークが同氏をグル・オブ・ザ・デケイドに指名し、1990〜1991年には全米テクニカルアナリスト協会の会長を務めた。
A・J・フロスト(A.J.Frost)
読者のご意見エリオット波動についての認識は、入門書の「5.3の波で出来ている」「三段上げのようなもの」くらいの知識しか持っていませんでした。...もっと見るそのほかのお薦め
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