1日わずか30分間の作業ですむ株式自動売買戦略
ローレンス・ベンスドープ,
山下恵美子,
長岡半太郎
パンローリング
A5判 238頁 2021年10月発売
本体 2,800円 税込 3,080円
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読者の声
経済的自由をストレスフリーで手に入れる方法
「聖杯」とは自分を知り、自分だけに合った戦略を見つけること!
毎日、たった30分の作業で「経済的自由」が手に入る!
投資戦略を自動化すれば、1日わずか30分働くだけで、あなたは経済的自由を手に入れることができるだろう。そう、たった30分働くだけで!
本書では、その効果がバックテストによって証明されたプライスアクションデータ(価格)に基づくあなただけの自動株式トレード戦略を構築する方法を、ステップバイステップで一から解説している。また、戦略をあなたのライフスタイルに合わせるやり方も伝授してくれている。あなたはただコンピューターの指示に従って、トレードを執行するだけでよいのだ。あなたのトレードの邪魔になるテレビや新聞やSNSなどの金融メディアのニュースや耳寄り情報を聞く必要はないのだ。
本書で紹介されていることは以下のとおり。
- ほとんどの人が使っている古典的な投資アプローチはなぜ失敗するのか
- 自動売買トレードはなぜうまくいくのか
- 「トレードに関するあなたの個性」を見いだす方法
- 効果が立証された3つの戦略と、それらのパラメーター、仕掛けと手仕舞いルール
- 経済的自由を手に入れるうえで「見過ごされることが多い要素」
- 利益の出る自動化トレード戦略の12の要素からなる秘密のレシピ
経済的自由を手に入れ、だれからも命令も指示もされず、行きたいところに行き、住みたいところに住み、生きたい人生を生きるために、あなただけのトレード戦略を構築する方法を本書でぜひ手に入れてほしい!
著者紹介
ローレンス・ベンスドープ(Laurens Bensdorp)
トレーディング・マスタリー・スクールの創始者でありCEO(最高経営責任者)。若いときは、世界中を旅しながら急流下りガイドなどの職業に携わったが、2000年、オランダの小さな投資会社で投資マネジャーとして働き始め、投資マネジャーとして働くうちに、自分が本当に情熱を傾けられるものはトレードだと気づいたが、組織で働くことになじめなかった。そこから、何年もかけて独学で、自分の性格やライフスタイルや信念に合うトレードスタイルを見いだした。利益を最大化し、リスクを限定し、管理時間を実質的にゼロにするために、アルゴリズムに基づく自動化トレードプラットフォームを開発し、2006年からは家族の口座を運用して莫大な利益を上げるようになった。旅行をしたり、ワインのコレクション、スキー、ビーチの長距離散歩などが趣味。妻のマデリンとコロンビアの恵まれない子供たちのために「ファンダシオン・アルベンコ」を設立したり、コロンビアの高校生が奨学金を取得するのを助けるための事業団「ハッピー・コロンビア財団」を立ち上げ、支援している。現在はスペイン南部の地中海沿岸に在住。 著書に『強気でも弱気でも横ばいでも機能する 高リターン・低ドローダウン戦略』がある。
目次
監修者まえがき
謝辞
免責事項
私が本書を書いた理由
序文 トム・バッソ
第1部 自動化トレードはあなたを自由にする
第1章 経済的自由の香り
第2章 30分トレーダー
第2部 「専門家」をやっつけろ
第3章 「専門家」とはあなたのお金を盗む者たち
第4章 効果が立証された自動化トレードはうまくいく
第3部 完璧な30分トレード戦略の構築
第5章 やらなければならないこと――まずは自分自身を知ること
第6章 すべてのトップトレーダーが共有する信念
第7章 12の要素からなる秘密のレシピ
第4部 効果が立証された戦略
第8章 S&P500のウイークリーローテーション――忙しい人や怠け者向き
第9章 平均回帰の買い――大胆な逆張り投資家向け
第10章 平均回帰の売り――悪い市場で儲ける
第5部 戦略の組み合わせによる指数関数的マジック
第11章 ウイークリーローテーション+平均回帰の売り――大きなドローダウンのないトレンドフォロー
第12章 平均回帰の買いと売りの組み合わせ――低リスクで高リターン
第6部 結論――経済的自由を得るための最終ステップ
第13章 見過ごされることの多いポジションサイジング――目標を達成するために不可欠なポジションサイジング199
第14章 自由に発想しよう――でも落とし穴に注意!
第15章 次のステップ
著者について紹介
読者へのプレゼン
監修者まえがき
本書は、トレーディング・マスタリー・スクールの創始者兼CEO(最高経営責任者)のローレンス・ベンスドープによる“The 30-Minute Stock Trader : The Stress-Free Trading Strategy for Financial Freedom”の邦訳である。ベンスドープの邦訳書としてはすでに『強気でも弱気でも横ばいでも機能する高リターン・低ドローダウン戦略――買いと売り、長期と短期の無相関のシステムを組み合わせる』(パンローリング)が刊行されており、好評を博している。
さて、システマティックトレーディングに関してはウイザードブックシリーズをはじめとして、ここ20年ほどで多くの解説書が出ている。黎明期のころは企業のファンダメンタルズではなく、市場由来の情報のみに基づいて高頻度で売買を行う手法そのものが珍しかったことから、導入部分のテクニカルな内容を解説したものが多かったし、その後も実践者が少なかったころは、多くのアノマリーが残っており、文字どおり濡れ手で粟のごとく儲かったこともあって、具体的なトレード手法(アルゴリズム)に読者の関心が集まったこともあった。
しかし、それが人口に膾炙した現在では、システマティックトレーディングは必ずしも労せずしてカネを生む魔法の杖ではないことが明らかになっている。そして冷静に考えてみれば、その体系的なアプローチがもたらす真の価値は、ヒトゆえの弱さの排除や戦略執行の厳格性、外乱に対するレジリエンス確保の容易さなどにあると分かる。
したがって、最新の解説本である本書が個別戦略の詳説ではなく、互いに独立性の高い戦略を組み合わせることの意義と、トレード戦略を設計者・実践者の個性や事情に合わせることの大切さを強調しているのは当然のことなのだ。なお、前著では主として戦略の組み合わせの効果について述べていたのに対し、本書では後者が強調されている。(続きを読む)
私が本書を書いた理由
私はよく人に聞かれる――「そんなにトレードが得意なら、なぜ人に教えるのか。自分のお金だけをトレードして増やしていればいいじゃないですか」と。本書では利益の出るトレード戦略を公開している。たかだか20ドルぽっちの書籍代でなんで教えるのか、とあなたは聞きたくなるだろう。もっともな質問だ。それではその理由を正直に話そう。
私がトレードを始めたのは2000年だ。トレード戦略の聖杯を探すために何千ドルというお金と多大な時間を費やした。手に入るかぎりの本をむさぼるように読み尽くしたが、結局、何をやればよいかは試行錯誤で学ばざるを得なかった。役に立つ情報はまったくなかったのである。明確なエッジ(優位性)のある戦略を教えてくれる人がいればいいのに。私が一人前になるまで手取り足取り教えてくれる人がいればいいのに。そう願ったが、そんな人はいなかった。
トレードのやり方を学ぶのがどんなに難しいことかはよく分かっている。あなたがどんなに賢くても、どんなに一生懸命にやっても、それは頼るものもなく、プールの深みで何年もバタバタと泳いでいるような感覚だ。
しかし、実際にはトレードで成功するのは簡単だ。(続きを読む)
序文 トム・バッソ
私が投資を始めたのは12歳のときだった。新聞配達で臨時収入を得て、そのお金で投資信託を買った。それから52年たった今でも私はまだ投資をやっている。投資信託の投資を長らくやって大金を儲けたあと、株式や先物にも手を広げ、登録投資顧問会社を立ち上げた。さらにアメリカにおけるCTA(商品投資顧問業者)として登録し、FXのトレードも始めた。退職後の今は自分の年金ポートフォリオを運用している。プロセス重視であることは昔も今も変わらない。新しい概念を学び、良い投資プロセスに対するさまざまなアプローチを発明することを楽しむ毎日である。
ベンスドープに初めて会ったのは何年も前のことだ。そのときには彼はすでにトレードコーチのバン・タープとも知り合いで、『新マーケットの魔術師』(パンローリング)を読み、私のそのほかのインタビューもいくつか読んでいた。私は彼についてはあまりよく知らなかったが、彼は私のことをよく知っていた。この構図が変わったのは、彼がアリゾナの山間部にある私のサマーハウスを訪れ、ビジネス、投資、人生についてじっくり話をしてからである。彼はいくつかの言語を操り、世界中のさまざまな場所でのビジネス経験があり、投資プロセスについても(良いか悪いかは別にして)多くの経験を持っていた。まさに「世界をまたにかけた男」だったのである。彼は私に強烈な印象を与えた。そのあと香港でも会い、それからはスカイプで定期的にチャットをするようになった。
彼が本書に書いてあることを読んで、私は大いに興味をそそられた。彼は私が経験したことのない多くのことを経験していたからだ。私は2日間かけて本書を夢中で読んだ。時間があればとにかく読み進めた。中断するのが惜しいくらい面白かった。
自動化トレードのことを書いた第2部では、トレード執行の弱点を補強するためにコンピューターを使うことのメリットについて書かれている。コンピューターは心を持たない奴隷のようなものだ。トレードの論理的アプローチをマシンにプログラミングすると、マシンはその論理に従ってトレードを執行してくれる。プログラムを正しく走らせ、コンピューターを電源につないでいるかぎり、コンピューターは確実に論理どおりにトレードを執行してくれる。(続きを読む)
(ウィザードブック321)
読者のご意見
人間は感情に左右されるため取り組んだトレードが日々のニュース、経済指標、要人発言に影響されてしまい、当初計画していたターゲットに到達する前に怖くて早めに終えてしまうことがよくある。...もっと見る
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