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出来高急増で天底(節目)のサインを探る!リスク限定のスイングトレードベテラン度:
★★★
矢口新パンローリング A5判 220頁 2011年10月発売 本体 1,600円 税込 1,760円 国内送料無料です。 品切れのためご注文いただけません。 (発送可能時期について) Tweet
目次 | 読者のご意見 〜エスチャートが可能にする山越え&谷越えトレード〜
節目を確認して初動に乗る「理想のトレード」で損小利大を目指す
これまでは「出来高」は地味な存在だったファンダメンタルしかり、テクニカルしかり、相場を判断するものは、世の中に数多く存在しています。「出来高」もそのひとつです。しかし、出来高に注目した指標で実戦に耐えうるものはほとんどなかったため、今までは地味なファクターとして扱われることが多かった、というのが実情です。しかし、その陰でプロに愛用されてきたのも事実なのです。なぜなら、出来高は売買タイミングをはかる手掛かりとして注目されていたからです。
■出来高急増は転換点。最良のタイミングになることがある最終的に相場での成否を決めるものはタイミングです。乱暴な言い方になりますが、タイミングさえよければ、相場に慣れていない人にでも利益を出すことは可能です。その最良のタイミングを「何日ぶりかの出来高急増」に求めたのが、本書の中心となっている「エスチャートの理論」です。 エスチャートでは、「出来高急増=何らかの出来事が起こった」という図式を軸に、スタンバイ日(本書の中で解説)と呼んでいるローソク足を設定し、その高値抜けで強気、安値抜けで弱気を判断します。エスチャートの理論は、節目を確認して初動に乗る、いわゆる山越え&谷越えのトレードを可能にするものです。
■「山越え&谷越え」はリスク限定のトレード出来高急増を転換点、つまり節目とみなしてエントリーする「山越え&谷越えのトレード」の良いところはリスクが限定されるところにあります。例えば、スタンバイ日の上抜きでエントリーしたとします。このときのストップロスは出来高急増日の安値です(本書の中で事例を使って解説)。エントリー後に一時的に逆行してもストップロスを割るまでは持ち続けます。出来高急増日が転換点であったのなら、その後、株価は思惑どおりに動くでしょうし、もしストップロスを割ってしまったのなら、出来高急増日は転換点ではなかったというだけです。このように、すべきことが決まったトレードは焦点が定まっているので練習しやすいという利点も持っています。 また、本書の中で解説しているように、節目の確認として1〜2日を要するため、ゆったりトレードできることから、常に相場を見ていられないサラリーマンの方にも実践できます。 もし今まで、出来高というものに興味を持っていなかったのならば、これからは「出来高急増」にも注目するようにしてみてください。きっとトレードの幅が広がるでしょう。
【本書の特長】
著者紹介矢口 新(やぐちあらた)和歌山県新宮高校出身。早稲田大学中退、豪州メルボルン大学卒業。野村證券(東京、ニューヨーク、ロンドン)、ソロモン、UBSなどで為替、債券のディーラー、機関投資家セールスとして活躍。 著書『実践・生き残りのディーリング』は、現役ディーラーの“座右の書”として、高い評価を得ている。株式会社ディーラーズ・ウェブ(金融商品取引業 関東財務局長<金商>第872号)代表取締役社長。著書は他に『テクニカル指標の成績表』『トレードセンス養成ドリル』『なぜ株価は値上がるのか』など多数。 (ホームページ)http://dealersweb.ken-shin.net/ (生き残りディーリング塾)http://s-dealing.com/ そのほかのお薦め
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