真・チャート分析大全 王道のテクニカル&中間波動編
小次郎講師,
神藤将男
パンローリング
2024年9月発売
本体 2,800円 税込 3,080円
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読者の声
テクニカル指標が持つ「意味」を真に学び、
状況に応じて奥義を使いこなせる達人を目指す
真・チャート分析大全 ~王道のテクニカル&中間波動編~
冷静かつ最適なトレード判断を下すための普遍的指南書
チャート分析とは、日々の市場の動きを読み解く力のこと。
本質から“しっかり学ぶこと”が皆さんの助けになります。
チャート分析という言葉を聞いて、すぐに頭に思い浮かぶのは「売買サインの習得」についてでしょう。「どういうときに買いで仕掛けて、どういうときに売りで仕掛けるのか」。“そこ”について学ぶこと自体は素晴らしいことですが、時間を使って勉強するならば、“うわべ”だけではなく、「なぜ、このテクニカルはココで売買サインを出すのか」といった、そのテクニカルが持つ本質(意味)までしっかり学ぶことをお勧めします。
なぜなら、「チャート分析=売買サイン」という等式にはならないからです。チャート分析の本当の意味は、「今、相場がどのような状況に傾いているのか(日々の市場の値動きがどうなってきているのか)」を確認することにあります。そのことを理解せずに「サインが出たから買いだ」と、売買サインの出現だけに注目してしまうと、「(買いのサインが出たのに)下がってしまった」という事態に巻き込まれてしまうのです。
テクニカル指標を学ぶなら、本質(※計算式があるテクニカルについては、計算式の意味も理解すること)からです。それが小次郎講師流です。
各テクニカルの本質を理解したうえで売買サインを使えば「今は、(状況的に)買い目線になってきたから仕掛けるなら買いだけど、状況が買いに傾いているだけの話だから、逃げ道も一緒に考えておかないといけない」という話に自然になっていくはずです。
このようなチャート分析ができるようになってくると、市場の動きに翻弄されることが減ってきます。その結果、チャートが有する客観的な力に助けられ、次第に、状況に合わせて応用の利くトレードを実現できるようになっていくのです。
本書では、トレンドの初動を狙う「中間波動論」や小次郎講師独自の「コジピボ」のほか、ダウ理論やエリオット波動、フィボナッチなど、古典的かつ王道のテクニカル指標を多く取り上げています。昔から語り継がれ、生き残っているテクニカルには、それだけの深い意味があります。「なぜ、このテクニカルが今も支持されているのか」。そういうところを“楽習”しながら、自分の判断でチャートを使いこなせる達人を目指しましょう!
本書が他のテクニカル指標の本とは違う点。
それは、計算式に代表されるような、
テクニカルの本質を説いているところです。
1)本質(計算式)から“しっかり学ぶこと”が大切
投資の勉強としては、いろいろな方向が考えられます。なかでも、チャートの勉強(チャート分析)については、一度くらいは、チャレンジしたことがあるのではないでしょうか?
この「チャート分析」という言葉を聞いて、頭に思い浮かぶのは「売買サインの習得」でしょう。「どういうときに買いで仕掛けて、どういうときに売りで仕掛けるのか(または決済するのか)」。実際のところ、そのサインさえわかれば、それで十分と考えている人も多いと思います。
でも、チャート分析について、時間を掛けて真剣に学ぼうと思っているのであれば、売買サインという“うわべ”だけで満足してほしくはありません。「なぜ、このテクニカルはココで売買サインを出すのか」といった、そのテクニカルが持つ意味までしっかり勉強することをお勧めします。
なぜなら、「チャート分析=売買サイン」という等式とはならないからです。チャート分析の本当の意味は、「今、相場がどのような状況に傾いているのか(日々の市場の値動きがどうなってきているのか)」を確認することにあります。そのことを軽視して、「サインが出たから買いだ」という具合に、盲目的に売買サインだけに注目してしまうと、「買いのサインが出たのに下がってしまった」という事態に巻き込まれてしまうのです。その結果、「このテクニカルは使えない」と勘違いし、限られた時間を次のテクニカル探し(手法探し)に浪費してしまうことになるのです。
2)応用の利くトレードは、“真なるチャート分析”から生まれる
効率良くテクニカル指標を学ぶなら、遠回りのように見えても、やはり本質からです。それが小次郎講師流のテクニカル指標の勉強方法です。ほかのテクニカル指標の学び方とは一線を画すところです。
各テクニカルの本質を理解したうえで売買サインを捉えていけば「今は、(状況的に)買い目線になってきたから仕掛けるなら買いだけど、状況が買いに傾いているだけの話であって絶対ではないから、買いで仕掛けるときでも逃げ道も一緒に考えておかないといけない」という話に自然になっていくはずです。テクニカルが指し示す売買サインが絶対のものではない、ということに気づくはずなのです。
DMI&ADXは何を見ているのか?
パラボリックSARはどうしてあのような計算式になっているのか?
一目均衡表が重要視していることは何なのか?
このような、テクニカルの“真”に迫りながらチャート分析ができるようになってくると、市場の動きに翻弄されることが減ってきます。その結果、チャートが有する客観的な力に助けられ、次第に、状況に合わせて応用の利くトレードを実現できるようになっていくのです。
3)“楽習”しましょう
本書では、トレンドの初動を狙う「中間波動論」や小次郎講師独自の「コジピボ」といった比較的新しい概念のほか、ダウ理論やエリオット波動、フィボナッチなど、古典的かつ王道のテクニカル指標を多く取り上げています。
特に、昔から語り継がれているテクニカル指標には一定の敬意を払って学んでほしいと思います。なぜなら、生き残っているテクニカル指標には、多くの人に支持されているだけの深い意味があるからです。
正しくチャート分析ができれば、いずれ結果も付いてきます。結果が出るようになれば、トレードも楽しくなり、さらに実力も付いてくるものです。気負うことなく“楽習”しながら、自分の判断でチャートを使いこなせる達人を目指しましょう!
◆著者紹介
小次郎講師(本名:手塚宏二)
プロの投資家として常にマーケットと対峙し40年以上の投資キャリアを持つ傍ら、チャート分析の第一人者として、投資セミナー、書籍、YouTubeなどを通じて個人投資家向けの投資教育活動を精力的に展開している。これまでに対面で教えた受講生だけでも数千人を超え、門下生からは専業トレーダーを多数輩出するなど、投資界において圧倒的な人気を博している。代表的な手法には「移動平均線大循環分析」「大循環MACD」「大循環ストキャス」などがある。
神藤将男(しんどう まさお)
1971年( 昭和46年) 大阪府生まれ、同志社大学商学部卒業。国際テクニカルアナリスト連盟認定テクニカルアナリスト。
金融関連企業に23 年間従事した後、独自の視点でチャート分析をもとに相場をはる現役のトレーダーである一方、手塚宏二事務所のチーフストラテジストとして小次郎講師からチャート分析の相談を受けるほど絶大な信頼を得ている。
オンラインチャートツールTradingView で自身の見解を投稿するアイデアが話題となり、現在では月刊情報雑誌「FX 攻略.com」にて人気連載コーナーを持つなど、個人投資家向けの情報を積極的に発信している。
目次
まえがき
第1章 ダウ理論
1)チャートはすべての材料を織り込んでいる
2)サイクルは3種類ある
3)トレンドの基本は3段上げ
4)トレンドの判断は複数の市場で確認すべき
5)トレンドの変化は出来高でも確認されなければならない
6)トレンドは明確な終わりのシグナルが出るまで継続する
第2章 エリオット波動
1)波動とはどういうものか
2)相場の波の典型的パターンとは
3)大きな波動の中の小さな波動
4)世にも不思議な数列との関係
5)黄金比率が相場に自然と出現してくる
第3章 フィボナッチ
第4章 ピボット(PIVOT)
第1節 抵抗線や支持線として機能するピボット
1)デイトレード専用のインジケーター
2)基本を押さえる
第2節 計算式の意味を知る
1)ピボットの計算式について
2)ピボットと上下6本の線でできている
3)終値について考察する
4)4種類の「中心」の捉え方
5)ピボットの計算式を読み解く
第3節 トレンドに合わせて、抵抗帯や支持帯を見極め、行動する
1)トレンドは2種類、細分化すると5種類に分かれる
2)もみ合い相場での考え方 ~S1とR1~
3)安定的な上昇&下降相場(標準相場)での考え方 ~S2とR2~
4)加速相場での考え方 ~S3とR3~
第4節 ピボットを使ったトレード
1)ピボットの意味と仕掛け方
2)反動相場での仕掛けの例
3)標準相場での仕掛けの例
4)ブレイク相場での仕掛けの例
第5章 ピボットを改良した小次郎講師流「コジピボ」
1)瞬発力が必要なデイトレードで効果を発揮
2)前日終値と6本の線で構成するコジピボ
3)コジピボのトレードポイント
4)仕掛け前には準備が肝心
5)3つの手仕舞い戦略
6)デイトレ指数で銘柄を見極める
7)時間帯を見ながらトレード
8)FXと先物をトレードするときに注意したいこと
9)値動きのパターンは144通り
第6章 トレンドライン&チャネルライン
1)トレンドの継続性
2)トレンドラインの引き方
3)チャネルラインの引き方
4)トレンドライン、チャネルラインの応用
第7章 トレンドの初動を見つける「中間波動」
第1節 中間波動とは
1)概要
2)中間波動に注目する理由
第2節 トレンド相場と中間波動
1)波動を理解する
2)トレンド相場と中間波動の関係について
第3節 トライアングルを理解する
第4節 トレンド継続のときに出やすい、中間波動のパターン
1)トレンド継続パターン①:トライアングル
2)トレンド継続パターン②:ペナント
3)トレンド継続パターン③:フラッグ
4)トレンド継続パターン④:ウェッジ
5)トレンド継続パターン⑤:ボックス
6)トレンド継続パターン⑥:中段ダイヤモンド
7)トレンド継続パターン⑦:中段三尊
第5節 トレンド転換のときに出やすい、中間波動のパターン
1)トレンド転換パターン①:V
2)トレンド転換パターン②:「W」
3)トレンド転換パターン③:三尊・逆三尊
4)トレンド転換パターン④:ダイヤモンド
5)トレンド転換パターン⑤:ブロードニング
6)トレンド転換パターン⑥:アイランド
7)トレンド転換パターン⑦:ダイアゴナルトライアングル
第6節 フラクタルから中間波動を活用する
第7節 まとめ
(コラム)
トレンド継続波動の「フラッグ」「ウェッジ」は「3」と「5」が大事
(コラム)
ダブルボトムの検証 その1
ダブルボトムの検証 その1
第8章 出来高と価格帯別出来高
第1節 出来高の意味するもの
1)出来高とは
2)出来高からわかること
3)上昇相場での出来高の意味
4)下降相場での出来高の意味
第2節 予兆は出来高に現れる
1)もみ合い終了には予兆がある
2)トレンド発生の予兆を見逃すな
第3節 ダマシのサインを見抜く
第4節 価格帯出来高について
1)価格帯出来高という考え方
2)価格帯出来高の性質
3)価格帯出来高と価格の関係
4)価格帯出来高のもうひとつの見方
5)3つの価格帯出来高を使いこなす
第9章 DMI&ADX
第1節 相場の強弱とトレンドがわかる、DMI&ADX
1)オシレーター系でありながらトレンドの確認に有効
2)3本の基本線と補助線
第2節 DMI & ADXの見方
1)「買い時代」と「売り時代」の到来を±DIで探る
2)トレンドの発生(勢いの有無)をADXで探る
第3節 DMI&ADXの計算式
1)DMを求める
2)TRで価格変動リスクを数値化し、±DIを求める
3)ADXを求める
第4節 仕掛けと手仕舞い
第10章 パラボリックSAR
第1節 分析法は簡単
1)ドテンのためのシステム=パラボリックSAR
2)トレーリングストップの進化形としてのパラボリックSAR
第2節 パラボリックのルールと弱点
1)パラボリックのルール
2)パラボリックSARの売買ポイント
3)ドテンのタイミング
4)実例紹介
第3節 パラボリックSARの計算式を知る
1)「初日(1本目)」と「2日目(2本目)以降」の計算式がある
2)パラボリックSARの計算式から導き出されるドテンシグナル
3)初日の計算式の考え方
4)2日目以降の計算式の考え方
5)加速係数について
第4節 「パラボリックSAR」はトレーリングストップの進化版として使う
1)パラボリック=進化したトレーリングストップ
2)パラボリックのストップ
3)チャート上の鬼ごっこ
4)具体的な計算例
5)同じチャートを異なる視点から見ると……
6)パラメーターを調整してサインの出し方を変える
第11章 移動平均線大循環分析から派生した「3×3分割投資法」
第1節 初級編
1)リスクを軽減できるメリット
2)1段上げの相場を獲る
3)無視できないリスク(デメリット)
4)3×3分割投資法の仕掛けと手仕舞い
第2節 中級編
第3節 上級編&応用編
1)上級編について
2)応用編について
第12章 一目均衡表 上級編
第1節 一目均衡表の概要
1)単純なものにこそ真理がある
2)相場は予想するものではなく予測するものである
3)一目均衡表の構図
4)一目均衡表での「相場水準」とは「半値」を指す
第2節 5つの線のポイント
1)一目均衡表の各線の役割
2)転換線について
3)基準線について
4)均衡表の好転と逆転について
5)遅行スパンについて
6)まとめ:一目均衡表の基本的な買いサイン・売りサイン
第3節 一目均衡表の基本数値
1)基本数値
2)その他の基本数値
3)1年の値動きの中心は翌年の真ん中に印をつける
4)変化日を求める
第4節 相場水準から見た、一目均衡表の捉え方
1)相場水準
2)一目均衡表の1日には100日分のデータが入っている
3)トレンド相場ともみ合い相場
第5節 一目均衡表基本図
1)一目均衡表の極意は三位一体にあり
2)一目均衡表の波動論
3)一目均衡表の時間論
4)一目均衡表の価格変動論
5)まとめ
あとがき
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