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元切り上げベテラン度:
★☆☆
黒田東彦日経BP 四六判 228頁 2004年1月発売 本体 2,000円 税込 2,200円 国内送料無料です。 この商品は 12月23日に 発送できる予定です。 (発送可能時期について)
前財務官が勧める人民元問題のソフトランディングとアジア共通通貨への展望いまや世界経済の主要な課題となってきた人民元の切り上げ問題に2003年1月まで財務官を務め、現在は内閣参与として小泉政権の通貨・経済外交を支える著者が切り込んだ意欲作。中国の為替管理は米ドルに連動した固定相場制だが、この10年近く1ドル=8.28元の水準に据え置いている間に経済が急成長し、人民元の過小評価が顕著になってきた。著者はこのままでは急激な元切り上げ→世界の大混乱になると警告し、緩やかな元切り上げを提唱する。目次第一部 元切り上げ第1章 人民元問題をどう解決するか 第2章 日本の経験から中国の為替政策を見る 第二部 円とアジア通貨の未来 第3章 日本の対外経済政策はアジアとの共生をめざす 第4章 アジア通貨危機に日本はどう対処したか 第5章 アジア通貨基金構想はなぜ挫折したか 第6章 新宮沢構想はなぜ成功したか 第7章 日本はインドネシア経済を支援する 第8章 日本とインドは新しい経済パートナーになれる 第9章 通貨危機から急回復したが、中期的課題は残る 第10章 アジアにおける金融協力の現状と将来 第11章 アジアの資本市場整備をどう進めるか 第12章 アジア開発銀行と5D改革 第13章 アジアの経験は援助の有効性を示す 第14章 ASEANは中国、インドの挑戦にどう対処するか 第15章 アジア共通通貨の可能性―ユーロに学ぶ 第16章 アジアの経済統合は進むか そのほかのお薦め
ベテラン度:
★★☆
ベテラン度:
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