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メリマンのフォーキャスト2017ベテラン度:
★★☆
レイモンド・A・メリマン,
秋山日揺香,
投資日報編集部投資日報社 B5判 2016年12月発売 本体 7,500円 税込 8,250円 国内送料無料です。 品切れのためご注文いただけません。 (発送可能時期について) Tweet
2025年版はこちら『フォーキャスト2017』【日本語版】のご案内「サイクル」「アストロロジー(占星学)」「テクニカル」の3本柱で市場経済を読み解く分析集団MMA(メリマン・マーケット・アナリスト)。その創設者であるレイモンド・メリマン氏が、毎年発行する予測本『フォーキャスト』。今年もその2017年版をご案内する季節がやってまいりました。本書は、上記の3本柱から米国及び国際情勢を予測。これに付随した各金融・商品市場(米国債、日米株式、ドル、ユーロ、円、スイスフラン、貴金属、原油、穀物)の動向を予測したものです。 アストロロジーに関しては2017年の水星および金星逆行の解説に加え(2017年中、火星逆行は発生しません)、有力政治家の出生図やFRB、NYSE(NY証券取引所)、そして米国の始原図から2017年の動きを予測。時には主要天体位相の発生時間と上記の始原図とを重ね「何故この時期は重要なのか」を解き明かして行きます。この分析は資料的価値が高く、それ故に過去の『フォーキャスト』を遡って購入される読者の方もいらっしゃるほどです。私見ながら『フォーキャスト2012』に収録された「天王星、海王星、そして冥王星:500年のルネサンス・サイクル」は、いま読んでも非常に知的好奇心をくすぐる内容となっています。お持ちの方は是非ご覧ください。 さて、昨年『フォーキャスト2016』は大統領選イヤーという事で、有力大統領候補のホロスコープを掲載、分析しました。メリマン氏は締めくくりにこう記述しています“ここで結論を出すなら、2015年11月半ばのこの時点において、2017年1月に米国大統領の座に辿り着きそうな候補者は、ヒラリー・クリントン、ドナルド・トランプ、そしてベン・カーソンであるように見える”。 この原稿が日本に届いた時、非常にびっくりした記憶があります。そして、共和党候補にドナルド・トランプ氏が決まって2度驚きました。2015年当時、あくまで世間一般のイメージとして、彼はスケベで、下品で、口の悪い金持ちの泡沫候補と印象が強かったのではないでしょうか。善戦はしても、大統領候補にまで上り詰めると予想した識者は少数であったと思います。ただ、これは『フォーキャスト2016』執筆後のメリマン氏のインタビューを元に制作したラジオ日経の「メリマンスペシャル」で採り上げた話ですが、票田を不満くすぶる米国の低所得層に求めたところに彼の地頭の良さが伺えます。これは土星・海王星ペアサイクルのなせる業であったのかも知れません。 『フォーキャスト2016』の目玉解説であった土星・海王星ウェイニングスクエア(270度)は2016年9月10日に終了しましたが、その影響は2017年中もまだ残っています。『フォーキャスト2016』で「“世界無責任時代”(ただし、もれなくスケープゴート付き)」という副題がつけられたこの解説で、メリマン氏はこう述べています“土星はコントロール、統御を意味する。わけても特に、政府や金融界のリーダー達のように権力の座にある人々が持つ、統制への欲求・衝動を象徴している。しかし海王星は境界など知らないし、とりわけ境界線、限界、統御という意識が欠落している。…状況が制御不能となりヒステリー状態になっていくという一連の反応は、何も中央銀行とインフレーションの問題に限ったことではない。社会に影響を及ぼすどんな重要問題に関しても適用し得る”。 現時点で2016年に起きた事象を振り返ると“制御不動”と“無責任”という言葉は非常に的確です。本書では恐らくこのスクエアの解説も行いつつ、次の一手が予測されるのではないでしょうか。『フォーキャスト2017』入稿時、米国大統領は決まっています。これは「2017年の米国大統領」の中で詳細な分析がなされる筈です。また、幾つかの主要相場では長期相場サイクルの節目に入っています。アストロロジーとサイクル、本書は両分野のどちらでも必読の内容となるでしょう。 投資日報出版株式会社 主な内容マンデーンアストロロジーから見た2017年の天体位相と世界経済動向 2017年各マーケット予想と重要変化日
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