[オーディオブックCD] 20代から劇的に差をつける!
清水克彦,
こう書房
パンローリング
CD
4枚約268分+倍速2枚約134分 2008年7月発売
本体 2,800円 税込 3,080円
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内容紹介
●はじめに……今、あなたがいるところにチャンスはある
牧師でテンプル大学創設者のラッセル・コンウェル氏が、著書『ダイヤモンドを探せ』
の中で語っている言葉に、こんな言葉がある。--ニューヨークやロンドンではなく、
あなたが今いるところにチャンスはあります。非凡な才能など必要ありません。
平凡な能力を、大きな目的に向かって、最大限生かせばいいのです--
私もそのとおりだと考えている。
〜中略〜
今の若手社員たちを「デイトレーダー型」と呼ぶ人がいる。
細かい損得勘定で、より条件のいい会社を物色し、見つかればすぐ働いていた会社を
辞めてしまう人たちを評した言葉だ。彼らは、ちょうど個人投資家がウェブ上で
次から次へと銘柄を売り買いするように安定株主にはなりにくい。
事実、文部科学省がまとめた離職率の推移を見れば、この十年間というもの、
大学卒の新入社員のうち三人に一人が三年以内に会社を辞めている。驚くことに、
中学卒では七割、高校卒では五割の若者が三年以内に職を辞しているため、中学卒、
高校卒、それに大学卒の若者たちの三年での離職率を「七・五・三」などと
形容するくらいだ。
〜中略〜
私は、社会の変化に応じて働き方も多様化している今、いたずらに「石の上にも三年」
を強要しようとは思わない。しかし、少なくとも、会社の規模や目先の収入の多寡、
あるいは現在担当している仕事の好き嫌いだけで会社を辞めたり、将来を悲観
してしまったりするべきではない。むしろ、私の経験上、二〇代から三〇代に
なるころまでは、以下の七つの点に留意して、とにかく前のめりになるくらい
ポジティブに生き抜き、キャリアを積み重ねていってほしいと思っている。
(1)人生は先手必勝/(2)自分のブランドの確立/(3)人生のトータルイメージを描く/
(4)情報への感性をみずみずしく/(5)仕事で一番になる/(6)貯めるより投資/
(7)異性との付き合いで幅を広げる--
本書ではこの七点を、不透明な時代を生き抜き成功するための七つ道具と位置づけ、
具体的にはどうすればいいかを細かく述べていきたいと思う。
〜後略〜
目次
第1章 人生は先手必勝だ! 挑戦する中から、天職は見つかる
第2章 キミの売りはなんだ? 自分ブランドは20代で作らないとダメだ!
第3章 人生のトータルイメージを決めておこう 夢・目標・野望をしっかり描こう
第4章 情報感性でライバルに差をつけよう 情報の集め方、発信のし方
第5章 仕事においてNO.1になれ! 小さな分野で一番を目指す
第6章 お金は「人格」と「人脈」のために投資しよう チャンスを逃さずに使え!
第7章 異性との付き合い方で人間はうるおう 人生は二人のほうが幅が出る
「第5章 仕事においてNO.1になれ! 小さな分野で一番を目指す」より
■31 一〇〇点を目指す仕事と七〇点でいい仕事■
十代は成長するだけの時期だが、二〇代となると成熟の要素も求められてくる。
仕事をして報酬を受け取っている以上、プロであり、「結果を出す」ことを
求められるのも十代とは大きく異なる点だ。とはいえ、常に一〇〇点満点の仕事が
求められているかというと決してそうではない。仕事の中には七〇点でいい仕事が
山ほどあるものである。そこを見極めないと、ムダに労力と時間を費やすばかりか、
費やした割には周囲からの評価は高くないといった憂き目を味わうことになる。
むしろ、七〇点でいい仕事は、上司や取引先から見ても重要視していないことが
多いので、(あいつは何でこれくらいの仕事に時間がかかるんだ)と評価を下げて
しまうかもしれない。そこで重要なのが、やるべき仕事で求められているレベルを
把握することだ。多少時間がかかっても満点が求められている仕事なのか、それとも
七〇点でいいからスピード処理が求められているものなのかをあなた自身が
ジャッジすることである。私の仕事で言えば、番組で使用するニュース原稿や
台本などは満点を目指すべき仕事になる。誤報があってはならないし、不適切な
表現も多くの聴取者の誤解を招くので精度の高さが問われる。
このほか、番組へのクレーム対応や個人情報の管理なども、あざとく対処して
しまえば大問題に発展するリスクがあるので入念なチェックが必要になる。
ただ、上司から「企画のラフ案を上げてくれ」と言われた場合や、
「先ほどの会議で出た内容をすぐまとめてくれる?」と依頼された場合などは
そうではない。細かいところまで書こうと思えばキリがないが、これらのケースは
明らかに精度よりスピードが求められているので、パソコンを駆使して見た目を
考えながら丁寧に仕上げるのではなく、簡単にA四の紙、一、二枚程度に打ち出す
だけで十分なのである。仕事上でメリハリを利かせているあなたを周囲は評価する。
「すべてに丁寧」は「すべてに雑」よりはいいが、必ずしもそれがベストではない
ことを知っておこう。〜すべてに全力投球は必要ない。仕事の中身と時間効率は
セットで考えよう〜
清水克彦(しみず・かつひこ)
ラジオプロデューサー/江戸川大学講師。1962年、愛媛県生まれ。早稲田大学卒業後、 文化放送入社。政治・外信記者を経て、メディアフェローとして米国留学。帰国後、NRN全国ネットラジオニュース番組「ニュースパレード」キャスターや国会担当キャップ、ニュースワイド番組などを歴任。現在、編成部次長として番組統括にあたる傍ら、大学講師や南海放送「木藤たかおの日曜プレスクラブ」コメンテーターとして活躍中。また、「父親力」を提言する教育ジャーナリストとしても知られ、数多くの講演や連載をこなしている。著書に『なぜか35歳から伸びる人・落ちる人』(こう書房)のほか、『頭のいい子が育つパパの習慣』(PHP文庫)、『わが子を名門小学校に入れる法』(PHP新書)、『ラジオ記者、走る』(新潮新書)、『ひねり出す時間術』(角川ONEテーマ21新書)など多数ある。
※本商品は「20代から劇的に差をつける!」(こう書房刊 清水克彦著 ISBN:978-4-7696-0971-1 223頁 1,470円(税込))をオーディオ化したものです。
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