[オーディオブックCD] 永遠の知恵
スティーブン・R・コヴィー,
キングベアー出版
パンローリング
CD
4枚 約241分 倍速付き 2013年8月発売
本体 1,500円 税込 1,650円
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コヴィー博士の成功原則を濃密なダイジェスト版で学ぶ
『永遠の知恵』は、『7つの習慣』や『第8の習慣』、『第3の案』といった
コヴィー博士の名著の数々を知恵の結晶として抽出し、
ダイジェストとして1冊にまとめたものです。
各章が、
●原則の説明
↓
●それにまつわる小話
↓
●ポイントを短くまとめる
といったケーススタディのような形で構成されています。
内容は凝縮しながら文体は軽く、肩肘張らずに学べる点が、
既刊とは大きく異なる点です。
本オーディオブックを聴けばコヴィー博士のマインドを、
初めて触れる方は基礎を過不足無く学ぶことができ、
既に何冊も著作を読まれている方にはより効率的な復習のために、
活用することができるのではないでしょうか。
思わずうなずくコヴィー博士の格言、
そしてコヴィー博士が選ぶ名言を少しだけ、ご紹介しましょう。
●3章「選択の原則」
1本のマッチを擦る。それは建物を焼き尽くしもすれば、暗闇に明かりを灯しもする。
すべてあなたの選択ということだ。
●19章 スティーブン・R・コヴィーが薦める名言
黄金律は暗記した。さあ、実行しよう。
―― エドウィン・マーカハム
本文より抜粋
7.感情移入の原則 ケーススタディ
ある父親が私にこう言った。
「息子のことが理解できない。私の言うことを聞こうとしないんですよ」
「今あなたがおっしゃったことを繰り返すと、息子さんがあなたの話を聞かないから、
あなたは息子を理解できない、ということですね?」と私は訊ねた。
「そのとおりです」
「もう一度言いますよ。
息子さんがあなたの話を聞かないから、あなたは息子さんを理解できないのですね?」
「そう言ったはずですが」と彼は苛立たしげに答えた。
「だれかを理解するには、その人の話を聞かなければならないものだと思っていましたが」と私は示唆してみた。
「そうか」と彼は言った。
しばらく間をおいてから、「そうか」とまた言った。
目からうろこが落ちたようだった。
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自由意志とは、行動する能力である。それは自分のパラダイムを超越し、流れに逆らって泳ぎ、脚本を書きかえる力を与える。感情や状況に反応するのではなく、原則に従って行動する力が得られるのだ。――3.選択の原則
人を効率でとらえることはできない。効率でとらえるのはモノであり、人は効果性でみる。 ――7.感情移入の原則
正直とは真実を語ることである。言い換えれば、自分の言葉を現実に合わせることである。それに対して誠実とは、現実を自分の言葉に合わせることである。約束を守り、期待に応えることである。誠実であるためには、自分自身とも、人生そのものともひとつになった人格の統一性が必要である。――8.誠実の原則
目次
読者のみなさまへ
1.責任の原則
――状況を良くするためには、自分が良くならなくてはならない。
妻を変えたいなら、自分が変わらなくてはならない。夫の態度を変えたいなら、
自分の態度を変えなくてはならない。もっと自由が欲しいなら、もっと責任を持ち、 もっと自制しなければならない。
2.バランスの原則
――大切なのは、すでに入っているスケジュールに優先順位をつけることではない。
優先すべきことをスケジュールに入れることである。
3.選択の原則
――1本のマッチを擦る。それは建物を焼き尽くしもすれば、暗闇に明かりを灯しもする。すべてあなたの選択次第ということだ。
4.貢献の原則
――多くの場合、「最良」の敵は「良い」である。
5.勇気の原則
――最大のリスクは、リスクのない人生を生きるリスクである。
6.効果性の原則
――ものすごく忙しいにもかかわらず、何の効果も上げていないということは、大いにあり得る。
7.感情移入の原則
――感情移入は同情とは違う。同情は一種の評価である。
感情移入は相手に賛成することではない。
感情的にも知的にも相手を正確に理解することである。
8.誠実の原則
――最も優先すべきことが何なのか、しっかりと決めておかなければならない。
気持ちよく、笑顔で、素直に、それ以外のことには「ノー」という勇気を持つ必要がある。
ためらうことなく「ノー」と言えるようになる秘訣は、自分の中でもっと強い、燃えるような「イエス」を持つことである。
9.リーダーシップの原則
――産業時代のリーダーシップは地位だった。
知識労働者時代のリーダーシップは選択である。
10.学習の原則
――知っているだけで実行しないならば、知らないのと同じである。
11.愛の原則
――野心的な人は、自分のものに強い関心がある。
わが子さえも所有物とみて、世間から親の自分が評価され、羨ましがられるように、
子どもの行動を指図しようとする。このような所有愛は、子どもをだめにする。
12.潜在能力の原則
――私たちは自己認識ができる。
それはつまり、自分を客観的に見て、自分の信念と行動を評価できるということだ。
自分が何を考えているのか考えられるのである。
13.自制心の原則
――自制(Discipline)という言葉は、信奉者(disciple)から派生している。
何かの思想、原則、価値観、最も重要な目的を信じること。
より高い目標あるいはその目標を体現する人を信じること。
それが自制である。
14.シナジーの原則
――妥協点が見いだせないのは、良いことだととらえよう。
第3の案に至る道が開かれるからだ。妥協するのは、全員が何かを失うことである。
第3の案が得られれば、全員が何かを得られる。
15.信頼の原則
――人格をよく知っているから100%信頼している人がいるだろう。
雄弁であろうがなかろうが、人間関係のテクニックを知っていようがいまいが、信頼して一緒に仕事ができる人がいるはずだ。
16.真理の原則
――問題の見方こそが問題である。
17.ビジョンの原則
――はしごをかけ違えていたら、一段昇るごとに間違った場所に早くたどりつくだけである。
18.Win-Winの原則
生涯のほとんどは競争ではない。
だれでも、夫・妻、子ども、同僚、隣人、友だちと競争して毎日を過ごしているわけではない。
「お宅ではご夫婦のどちらが勝ってます?」というような馬鹿げた質問はない。
両方が勝たないなら、両方とも負けるのである。
19.スティーブン・R・コヴィーが薦める名言
著者 スティーブン・R・コヴィー(Stephen R. Covey)
自分の運命を自分で切り開くための、奥深いアドバイスをわかりやすく教えることに 生涯をささげ、タイム誌が選ぶ世界で最も影響力のあるアメリカ人25人の一人。
約30年間にわたり、アメリカの最優良経営コンサルタントとして活躍。
世界各国の政府やリーダーのコンサルタントとして活躍。
国際的に高く評価されるリーダーシップ論の権威、家族問題のエキスパートであり、
著書『7つの習慣』は20世紀に最も影響を与えたビジネス書の一位に輝いている。
46ヵ国にオフィスを構え、147の国にサービスを提供する
世界屈指のプロフェッショナルサービス企業フランクリン・コヴィー社の共同創設者。
2012年7月逝去。
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