ウォール街アナリスト物語ネットバブルからの生還

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ウォール街アナリスト物語ネットバブルからの生還

Veteran's choice: ★☆☆

アンディ・ケスラー, 柏野零
エナジクス
B6版 286 pages, released in Nov. 2006
1,980 yen (including tax 180 yen) , Free shipping fee to Japan.
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楽しくも過酷な日々を活写

ベル研究所での技術者生活からいきなりウォール街のアナリストへ。アナリストランキングに一喜一憂し、投資銀行家からの圧力に悩み、機関投資家に厳しく責め立てられ、トレーダーに怒鳴られ、それでも自らの評価の確立と維持に格闘する著者自身の体験記。ネットバブル、アナリストスキャンダルの様子も詳述。

本書より

アナリストには三つのタイプがある… (1) 担当する業界に知り合いがいる人間 (2) 担当する業界について知識がある人間 (3) 知り合いも知識もない人間、の三タイプだ。随分と経ってから、実はアナリストのかなりの部分が三番目のグループに属していて、その場しのぎで過ごしているとわかってきた。

投資銀行部門の人間はランクインしたアナリストを連れてきて自慢をする。彼らは、ランク入りしている人気アナリストが貴社を担当しますよ、いいレポートを書かせますよ、…といろいろ約束をする。

訳者まえがきマイケル・ルイスによる序文
第1章 51%の正確性
第2章ピラニア
第3章これはエンターテイメント・ビジネスだ
第4章強気相場の宴
第5章そろそろ真面目にやる時期だ
第6章モルガンスタンレーでの日々
第7章上昇、そして失敗
第8章 90年代の始まり
第9章メアリーに関すること
第10章ネットスケープIPO
第11章ガアガア鳴くアヒル
第12章マーケティングツールとしての目標価格
第13章模造ゴールドマン・サックス
第14章神シンドローム
第15章フィクサーのスピッツァー