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マイケル・ダグラスの当たり役!コレに尽きます。 金持ちでおごってて、いいモン着てて、どこか破綻してしまっている、 マイケル・ダグラスには、いつもこういう役をやっててほしいものです。 この役でアカデミー主演男優賞をもらったというのも選んだみなさんが 「マイケルさんはたのむからこういう役しかやってくれるな」と切に願ったからに違いありません。
なにしろ自分で製作もした映画は「ロマンシング・ストーン 秘宝の谷」「ナイルの宝石」 どちらも宝島様の冒険譚・・・コドモのココロを失わないヒトなのね。 でも、そういうヒーローよりも「危険な情事」「氷の微笑」なんかの翻弄される主人公よりも今回の役が一番説得力あったわ。 この人にはどうも、人間味にあふれた役とか向かないような気がして。 どんなに年を経ても、薄っぺらいカンジがするのよね。 2世俳優のなせる技でしょうか。 2世といえば、この映画はもう一人の主役のチャーリー・シーンも2世俳優ですねぇ。 当時のチャーリーはかわいかったですねぇ。 劇中でパパと共演してますが、親子共演に限らず他人同士の配役でも 親子役の顔が似ていると、観る側はうれしいものです。 言わずと知れた作品なので、改めてコメントしようもないほど あちこちで評価が高い作品ですが、最後にオリジナル音楽担当を見てびっくり。 あの元ポリスのドラマー、スチュワート・コープランドではないですか! えー、こんな仕事してたのー!アフリカ行ってるだけじゃなかったんだー。 アフリカ音楽の影響を現地で受けまくっていたスチュワートですが なぜかエンディングテーマはチャイナ風。 当時アメリカ市場を覆っていた日本・香港をはじめとするアジアの風が 音楽にも反映されていた時代でした。
それにしても「いい女」で使われているダリル・ハンナはわからない。 日本人でダリル・ハンナ好きな人は少数派だと思うけど。 「ブレードランナー」びいきのヒトかなぁ。
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