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ヘッジファンドランキング1位をたびたび記録した男が、
世界市場のマクロ経済を読み解く
本レポートの目的は、特定の投資アイデアやスキームが経済、歴史、そして社会的なトレンドを投資家に警告を発して、短期、中期投資戦略など、次の投資チャンスを提供することである。購読者は、主に、金融機関、企業、そして富裕層で、多くのさまざまなアセットクラスに投資ができる資産と環境にある。これまで、債券、証券、商品、不動産などいろいろな分野で投資を推奨してきたが、多くの購読者はそれを実行している。
執筆者紹介マーク・ファーバー(Marc Faber)
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マーク・ファーバーの投資スタイルはブルとか、ベアとかいった単純な方向性ではなく、金融市場の異常事態を察知して投資家に警告を発すると同時に、その機会を利用して膨大な利益を得ることである。1987年、ウォール街のブラックマンデー、1990年の日本市場のバブル崩壊、1993年のアメリカのゲーム業界の衰退、1997年から1998年にかけてのアジア太平洋市場でのパニックなどを的確に予測して多くの投資家を救い、また、巨額の利益を上げた実績を持っている。
ニュリー・ビタッチ氏は、「RIDING THE MILLENNIAL STORM」(1998年刊)のなかで、ファーバーは独自のスタイルを貫いていると著している。若いころ、スキー選手として活躍。闘争心あふれる性格は今も変わらない。ドクター・ドゥームの愛称で知られ、月刊投資情報紙「THE GLOOM BOOM & DOOM」は幅広い層に購読されている。 特にアジアでは目にしないポニーテール髪型の投資アドバイザーは、「The Great Money Illusion」の序章で、「名前は伏せるが多くの美しく、そして癒やしてくれた女性たちに捧げる」と記している。
ファーバーのオフィスはとても折衷的である。19世紀の香港、マカオの風景画、韓国画、毛沢東のコレクション、古い中国レコードを乗せた蓄音機、パンダ、XOボトル、グロールシュビールなどさまざまなモノが飾られている。また、多くの言葉が理解できるので、欧州言語で書かれた初版の株式サイクルや経済書のコレクターでもある。25万を超える毛沢東バッジのコレクションは他に類を見ない。ファーバーの発言は多くの議論を呼ぶが、けっして悪意があるわけではなく、講演者としても優れた話術を備えている。修辞法をマスターしているため、日常の出来事を例に挙げて、強いスイス訛りで解説する経済学者である。
歴史に関して十分な知見を持っているとは思われないトレーダーがファーバーに対して辛らつな言葉を投げかけるのを見ると、驚きを禁じ得ない。もちろん、ファーバー自身は周りの反応を理解している。1987年、彼は次のように言った。
「だれもパーティーを台無しにする愚か者を好まない。株式市場の今後を不安視する意見にだれも耳を傾けない。まるで、エイズキャリアと接触するときのような対応をとられる」
ファーバーの主張が理解できないときでも多くのプロから、彼は尊敬されている。言っていることと実際の投資は違っていると言う声もある。単純なへそ曲がりの逆張り投資家だとも言われている。先天的な悲観論者だとも声もある。いずれにしろ、ファーバーは、世間の人が彼に対して思い抱いているイメージをより強調させてみせ、それを面白がり、そのイメージを崩さないようにしている。
「ファーバーはアジアで最も巨悪なベアだ」――ウォール・ストリート・ジャーナル紙
「ファーバーはちょっとしたアイコンだ」――フィナンシャル・タイムズ紙(ロンドン)
「マーク・ファーバーはへそ曲がりの逆張り投資家で、スイス人の鋭い投資アドバイザーだ」――フォーチュン誌
これまでの推奨とアドバイス■1980年代●米自動車株(1982年4月30日)「今日の米自動車企業は1974年当時の宇宙開発企業に似た状況で、これらの銘柄の上昇余地は十分にある」
●米債券市場(1984年5月12日)
●転換点――債券市場(1984年7月6日)
●香港――魅力的な市場(1983年10月2日、ハンセン指数は「758」)
●フィリピン――逆張り投資家の喜び(1985年3月9日)
●シンガポール――投資時期到来(1986年6月3日、ストレーツタイムズ指数は「563」)
●タイ――魅力的な市場(1986年6月26日) ●すべてのアジア市場を避ける時期(1987年10月17日)
●南米市場――最後の砦(1987年9月5日)
●アルゼンチン――最も魅力的な市場(1988年12月3日)
●日の出国が危険(1989年12月15日)
■1990年代●南米――90年代で最も輝いている市場(1990年6月15日)「すぐにでもキャピタルゲインが期待できるチャンスだ」 ●上海(1990年4月18日) ●ロシアと経済インフレーション(1994年2月19日) ●香港の難問(1996年10月21日) ●大都市の盛衰(1997年6月17日) ●1997年前に生まれたのか、それともその後に生まれたか(1997年8月13日) ●アジア株式市場のクラッシュとその後(1998年11月8日) ●インフレ、デフレ、そしてファイナンシャルマニア(1999年6月15日) ■新世紀●世紀の変わり目に反動(2000年1月31日) ●心底、金持ちになりたいと思っているか?(2000年2月29日) ●歴史はガイドとして役割を失ったのか?(2001年3月31日) ●グローバルなハイテク産業のバブルは崩壊したのか? ●バリュー投資家の出番(2000年5月26日) ●知らないことを熟知している(2000年6月26日) ●太った猛牛を殺処分(2000年8月28日) ●ニューエコノミーとその影響(2000年12月18日) ●企業収益の暗い予測(2001年3月14日) ●不況突入リスクの増加!(2006年8月8日) ●アメリカは弱小のバナナリパブリックになってしまったのか?(2006年12月10日) ●ひどい信用力の低下という病の免疫(2007年8月24日) ●過剰な経済と財政の大きな巻き戻し(2008年6月1日) ●一体、どこがトンネルとこの闇の終わりなのか?(2009年2月25日) ●アセットが現金のみになるとき(2009年10月28日) ●素晴らしい景気浮揚策(2010年3月3日) ●官僚独裁(2011年9月29日) ●資本主義、政府介入、自由主義の崩壊(2012年10月29日) ●アジア在歴40年(2013年8月1日) |
タイトル | マーク・ファーバー博士の月刊マーケットコメント |
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