フィリピンの戦場をさまよい、<一度は死んだ体>である矢口は、爆発した人生を送りたいと、旧財閥系の会社を辞めた。安売りのクスリ屋から身をおこし、仕入れルートをメーカーの圧力によって断たれながらも、目玉商品を求めて全国を駆け巡る。情熱的に価格を破壊する矢口にメーカーの黒い手が伸びる。
現在の流通機構、再販価格に執拗に挑戦し、流通改革を目指す男の一生を見事に描いた最高傑作の長編経済小説!
大岩川源太 源太塾(カレンダー)
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