ソロス

通貨投機で築いた巨富を惜しげもなく投じ、世界30カ国以上で慈善活動・社会改革活動に取り組む「ヘッジファンドの帝王」の素顔。

「ヘッジファンドの帝王」にして「イングランド銀行を打ちのめした男」は、いかにして東欧の開放者となり、国境なき政治家、グローバル慈善家となるに至ったのか。その原点はナチ占領下のハンガリーに始まる。いまや伝説の投機家・慈善家に数えられるソロスの社会改革への情熱を、本人と家族、仕事仲間、世界の指導者の豊富な証言で描き出す。

目次

第1部原点
第1章 エルジェーベトとティヴァダール
第2章 家訓
第3章 戦争
第4章 平和
第5章 ロンドンの憂鬱
第6章 ロンドン・スクール・オブ・エコノミクス
第7章 仕事

第2部大富豪への道
第8章 アメリカ
第9章 誤算
第10章 哲学の夢
第11章 ビジネスへの復帰
第12章 クォンタムの大飛躍
第13章 中年の危機

第3部オープン・ソサエティの推進
第14章 慈善事業への道
第15章 人権
第16章 ハンガリー
第17章 家庭内改革
第18章 中国
第19章 ロシア
第20章 ブラック・ウェンズデー
第21章 広がる輪
第22章 惜しみない支援
第23章 救援作戦
第24章 ヒーローの死
第25章 影響力
第26章 ボルティモア
第27章 七十歳

謝辞
訳者あとがき

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