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リスクバジェッティングのためのVaR-理論と実践の橋渡し
ニール・D・ピアソン,
竹原均,
三菱信託銀行受託財産運用部門
パンローリング
A5判 500頁 2002年12月発売
本体 4,800円 税込 5,280円
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リスク・バジェッティング実践利用のための理論武装!
年金運用実務家のためのリスク管理の理論を解説
ポートフォリオ管理を成功へと導く鍵は、機関投資家やファンドマネジャーが、大きなリターンを得るためにはリスクをとらなければならないことを理解することにある。それでは、一体どれだけのリスクをとるべきなのか。それに答えてくれるのが本書である。本書はリスク・バジェッティングのエキスパートであるニール・ピアソンが、リスク・バジェッティングの概念と、その理論の基礎を成しているツールおよびテクニック、すなわちバリュー・アット・リスク(VaR)とリスク分解について解説したものである。
本書は、リスク・バジェッティングという極めて複雑な概念を説明するものであるが、高度な数学は用いていないため、比較的簡単にそのテクニックを理解できるようになっている。それほど時間をかけずにリスク・バジェッティングをリスク管理の現場で利用することができるようになるだろう。このテクニックをマスターすれば、株式や債券、商品、デリバティブにいたるまで、ありとあらゆる金融商品を含むポートフォリオをより効率的に管理することが可能になる。
本書は、リスク・バジェッティングを実用するためのテクニックに焦点を絞って解説しているものであり、機関投資家やファンドマネジャー、ポートフォリオマネジャーがVaRの実用的知識を身に付け、それをポートフォリオに内在するリスクの測定や特定、さらにはリスク・バジェッティングに応用していくうえで必要となる知識が網羅されている。本書では、VaRやストレステストといったリスク計測手法の説明に示唆に富んだケーススタディや図表を活用しているため、この分野のプロたちにとっては、将来を見通し、適切な修正を行い、潜在的リスクを最小化するのに大いに役立つであろう。
本書は、資産運用プロセスとしてのリスク・バジェッティングと、リスク計測手法としてのVaRの概念を、順を追って丁寧に説明していく。
- 株式ポートフォリオを例にとってVaRの概念を説明し、VaRをリスク分解とリスク・バジェッティングに応用する方法を紹介
- VaRの計測方法と、ストレステストのシナリオ作成を分析
- VaRをリスク・バジェッティングに応用
- VaRの限界について説明
金融の世界はめまぐるしく変化しており、ポートフォリオのリスクを見極め、管理していくことは、ますます困難になってきている。リスク・バジェッティングを利用してリスク管理能力の向上を目指す方、どのようにVaRをリスク管理フレームワークに使っていくかを学びたい方にとって、本書は格好の書となるだろう。
(ウィザードブックシリーズ48)
'パンローリング書籍案内ページ'に本文の抜粋が掲載中!!
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