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入門 先物市場のすべて
シカゴ・ボード・オブ・トレード
エム・ケイ・ニュース社
A5判 385頁 2000年6月発売
本体 15,000円 税込 16,500円
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国際化時代の投資家のバイブル
マーケットの歴史から仕組み、商品解説、取引手法まで、米国先物市場のすべてがこの1冊に!!
原書:『COMMODITY TRADING MANUAL』 Chicago Board of Trade
第1章 先物取引の歴史:先物市場の発展
第2章 なぜ先物取引なのか? 先物取引の概要
第3章 先物取引所:取引の実際
第4章 先物ブローカー会社:顧客第一主義
第5章 清算業務:市場の信頼性の確保 _ッ
第6章 市場の規制:市場の信頼性の確保 _ー
第7章 先物市場でのヘッジ:リスク管理
第8章 先物市場における投機:流動性の提供
第9章 価格分析:ファンダメンタルズ・アプローチとテクニカル・アプローチ
第10章 スプレッド取引:バタフライからクラッシュまで
第11章 先物オプション:多次元空間の取引形態
第12章 農作物市場:穀物、油糧種子、食肉
第13章 金融市場:負債証券化商品、株価指数、通貨
第14章 金属市場:金、銀、銅、プラチナ
第15章 森林資源、繊維、食品市場:木材、綿花、オレンジジュース、砂糖、ココア、コーヒー
第16章 エネルギー市場:原油、暖房油、ガソリン、天然ガス、電力
第17章 競争、相互補完、収れん:店頭、国際、電子市場
付録 世界の先物取引所、米国の先物取引所の概要、取引詳細
日本語版発行にあたって
シカゴ・ボード・オブ・トレード(CBOT)の『コモディティ・トレーディング・マニュアル』は先物市場に関する文献として、初版の発行以来極めて重要な役割を果たしてまいりました。本書は先物業界全般をわかりやすく解説することを目的としており、内容は先物取引発達の歴史から先物取引所の日々の業務まで多岐に渡ります。先物取引に関する個々の事象については、それを専門により深く解説している書籍も少なくありません。しかし、『コモディティ・トレーディング・マニュアル』は先物取引に興味をお持ちの初心者の方々に、業界を横断的に、かつ平易な言葉でご紹介するという点に重点を置いています。
とはいえ、この目的を完遂することも、版を重ねる毎に難しくなってきています。理由は、世界の資本市場における先物商品の上場ラッシュ、またそれに伴う市場の拡大です。中でも先物市場の発展に関して特筆すべき出来事は、世界中の先物およびオプション取引所出来高の飛躍的な増大でしょう。この背景には、店頭取引(OTC)の拡大の一方で、そのリスク管理ツールとしてスワップ取引やオプション取引が多用されていることがあげられます。
1997年に本書が初めて出版された当初、最終章『競争、相互補完、収斂:店頭、国際、電子市場』は、OTC市場と先物市場の世界的な発展、そして電子取引システムに関しての最新の解説を試みたものでした。ところがその後状況は急展開しています。世界の取引所が上場商品を増やし、取引所は、同盟を確立し、オープン・アウトクライ仕法は電子取引にとって代わられているのです。
先物市場における近年の劇的な変化は、その多くがテクノロジーの急速な進歩に根差しています。しかしこのテクノロジーの進歩は同時に、本書の読者にとっては、業界の変成に対する配慮を容易にしてくれるものでもあるのです。『コモディティ・トレーディング・マニュアル』は常に先進の先物取引解説書であるべく、初版以来25年にわたって、改訂を繰り返してきました。読者の皆様におかれましては、次版が出版されるまでは、インターネットで世界の先物取引所や諸規制機関、先物業界関連ウェッブサイトへアクセスして最新の情報を収集されることをお勧めいたします。そしてCBOTのウェッブサイト www.cbot.comをブックマークしていただき、常に最新の情報をお取り寄せください。
先物業界の変革は急激に訪れ、『先物取引の未来』は常に変化を遂げています。しかし先物取引に関する教育活動、またリスク管理市場としての先物取引の必要性と重要性をCBOTが訴え続けていくことは、今後も変わることはありません。
シカゴ・ボード・オブ・トレード事業開発部 エグゼクティブ・バイス・プレジデント
パトリック・J・カターニア
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