ファイナンシャルアカデミーでは実践投資家の角山智(かどやま・さとる)氏を講師に迎えて、初心者向けのバリュー投資スクールを開催しました。
お茶・お花・スポーツでも何でもそうですが、物事はできる人から習うものです。
しかしながら、株式投資の世界だけは不思議とそうではありませんでした。 この株式スクールでは実践投資家が初心者の方向けに懇切丁寧な解説を行います。
画期的ともいえるこのバリュー投資スクールは、株式投資に対する正しい知識を身に つけることができる、又とない機会です。
では、なぜバリュー投資なのか?
バリュー投資について知識が無い方の為に簡単に説明します。
バリュー投資とは、会社の持っている資産、収益力、ブランドなどの価値に対して 割安な株に投資することを言います。 100円の投資価値がある株を100円以下の金額で買う投資のようなこと。
例えば、スーパーに置いてある商品が、普段は100円するものが、セールで50円のときに購入するようなものです。
株式市場でも、その株の価値より安い値段で販売されていることがあります。 実際の価値より安い値段で買うわけですから、その株は元の価値の適正価格に戻るという考えです。
この考えは、コロンビア大学で教鞭をとっていたベンジャミングレアムという人物が提唱した理論です。
アメリカ第2位のお金持ちのウォーレン・バフェットも彼のもとで学び、実践してきたのです。
ウォーレン・バフェットはこう言います。
「底値で買わなければならない、ということではありません。 その企業が持っていると自分が考える価値より安いこと、そして正直で有能な人々に よって経営をされていることがポイントです。 逆に言えば、株価がその企業の価値よりも安く、 しっかりとした経営陣であると確信できるのであれば、そこで利益を生むことが出来るのです」
年度 | TOPIX | 角山氏実績 | アウトパフォーム |
2003年 | 23.8% | 46.8% | 23.0% |
2004年 | 10.2% | 37.0% | 26.8% |
2005年(7/15まで) | 3.8% | 38.3% | 34.5% |
優れたパフォーマンスを達成している実践投資家が講師です。
バリュー投資にかかわらず投資で成功するには、企業の財務状況を把握できないと始まりません。 特にバリュー投資では、企業に財務情報から投資判断を下します。
どれだけ儲かっているか。
どれだけの財産を保有しているか。
など、財務諸表に記載してある数字をみて理解しなければなりません。
財務諸表の読み方が代表的ですが、銘柄分析の手法はそれほど難しいものではありません。 しかも、身に付けてしまえば一生ものです。
このDVDは、タイプの異なる5つの銘柄を分析しながら、財務諸表の見方や ビジネスモデルの理解を深めていく「実践演習」です。
角山氏がマーケットで何回も痛い目にあいながら身に付けた、 10年間のエッセンスをお話ししております。
自分自身で銘柄を「見分ける」目を持っている投資家と、雑誌などの推奨銘柄を よくわからずに買っている投資家では、当然ながらパフォーマンスに大差が付きます。
この機会に本物を見極める目を持ってください。
ところが、私の株式資産は、今や4千万円を超え、5千万円に迫ろうかという勢いです。
どこが変わったのか?
株式市場の好調にも助けられていますが、
最大の要因は「自分の投資スタンス」と「銘柄分析の手法」を確率したことに尽きます。
投資スタンスとは、もちろん「バリュー投資」であり、その実践が「銘柄分析の手法」です。
銘柄 | 投資期間 | 上昇率 |
ダヴィンチ・アドバイザーズ | 2003年3月〜2004年4月 | 4.4倍 |
ラウンドワン | 2002年11月〜2004年8月 | 2.6倍 |
アーバンコーポレイション | 2004年10月〜保有中 | 3.5倍 |
ニトリ | 1996年10月〜2004年9月 | 3.4倍 |
これらの銘柄群がポートフォリオを引っ張り、2003年は46.8%、2004年は37.0%、 2005年は98.1%と好調なパフォーマンスをあげることができました。
私はサラリーマンとして会社に勤めながら、週末の時間を使用したバリュー投資で利益をあげています。
ただ、私も最初から上手くいったわけでなく、紆余曲折を経ながらバリュー投資にたどりつきました。
投資に対する正しい知識がなかったために、ずいぶんと回り道をしたものです。
株式投資は、やり方さえ身につければ、そんなに難しいものではありません。
私だって、どこにでもいる普通のサラリーマンです。
このバリュー投資スクールで正しい知識を身につけて、株式投資への第一歩を踏み出しましょう。
パーシャルー・オーナー角山 智
前半:株式入門編 第1章 なぜ株式投資なのか
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後半:バリュー投資入門編 第5章 バリュー投資の有効性
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個人投資家。過去3年間のパフォーマンスは
2003年 46.8%(TOPIXは23.8%)
2004年 37.0%(TOPIXは10.2%)
2005年 98.1%(TOPIXは43.5%)
銘柄選択についても、過去3年間で37勝4敗と勝率は9割を超えている。
主な著書に『株価4倍「割安成長株」で儲ける収益バリュー投資術』『超特価バリュー株「福袋銘柄」で儲ける週末投資術』(ともに秀和システム) など
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