読者の声 | オーディオブック(音声ブック) を聴くには? | 書籍版 | CD版
読者の声バリュー投資のつもりで、バリュートラップにはまることがあるので、トレンドフォローの考え方を参考に、自分の投資スタイルを改善できる(続き)悪友、上手くいかないデート相手は割と早く切れるのに、株式投資の損は後生大事に抱える悲しき人のサガ。確率的に考え、勝ち組に……(続き) 生まれつき身体的なハンディーを負った自分の生い立ち、そのハンディーを逆手に取りながらトレードや投資で成功していく話が…(続き) 人生でどん底に陥ったときも、前向きにやるべきことを実行していくことが大事(続き) |
これらの簡単だが賢明な言葉は10億ドルを運用する最初のヘッジファンドであるミント・インベストメント・マネジメント社の創設者のものだ。そのラリー・ハイトが今、本書でトレードと人生で成功するルールを全面公開する!
本書はさわやかな伝記であり、ブルックリンの労働者階級の家庭に生まれた失読症で弱視の少年が、どうやって世界で最も成功したトレーダーの一人になったかが語られている。彼はマーケットを出し抜く確実な方法を考案したのではない。生きる方法を考え出して、その知識を投資に応用したのだ。
要するに、人は間違いを犯すものだということを頭に入れて、人の動きを読み、自分自身と自分の望みと自分のリスク許容度を理解することが大切だと幼いころから身に付いていた。これが誇大広告を見抜き、現実に基づいた賢い判断をする唯一の方法だ。ラリー・ハイトはトレーダーとして利益を得られて豊かな生活を送るための賢明なアドバイスをしながら、励みとなる人生の教訓をも伝えている。そこには、次のことが含まれる。
ラリー・ハイトはミント・インベストメント・マネジメント社の創立者兼社長だった。彼が在職していた13年間に、運用資金の複利でのリターンは手数料込みで年率30%を超えた。彼は「元本確保型」という概念を初めて作り上げた。これによって、このファンドは10億ドル以上を運用した最初の投資会社となった。
ヘッジファンド界のトップに上り詰めたラリー・ハイトの力強い物語から、読者は間違いなく重要な洞察と教訓を得ることができるだろう。
原題: The Rule : How I Beat the Odds in the Markets and in Life―and How You Can Too by Larry Hite
「シュワッガーの『マーケットの魔術師』シリーズの最初の本に載っているラリー・ハイトの章は私のトレードとキャリアに大きな影響を与えた。本書で述べられているトレードサイズ、損を受け入れること、感情をどう扱うかについての彼のルールはトレードで成功するために極めて重要だ。本書はすべてのトレーダーにとっての必読書だ」――トム・バッソ(トレンドスタット・キャピタル・マネジメント社の創設者)
「これは並外れた知恵と優れたトレードの原則を伝えるだけでなく、弱者からトレードでトップレベルの成功を収めるまでの彼の人生を記録した本だ。彼が気前よく公開している原則はあなたの人生とトレードの向上に役立つ」――スティーブ・バーンズ(NewTraderU.com)
「失読症で視覚障害の若者から伝説的な『マーケットの魔術師』の大富豪にまで上り詰めたラリー・ハイトは、だれでも人生最大の困難を乗り越えて、金融市場や人生で成功を収めることができるという生きた証しだ。本書はトレーダー、投資家、それに自分の人生を最大限に生かしたい人にとって励みになる!」――アダム・クー(アジアを代表する富と成功に関するコーチ、株式・FX・オプションのプロトレーダー)
第1部 シープスヘッドベイ、ポークベリー、ブラックジャック
第1章 自分を知る――私は失敗からどうやって学んだか
第2章 お気に入りのトレードを見つける――トレーダーとしての自己教育
第3章 確率を利用する――使える時間と機会
第4章 トレンドフォロー――損は切って、利は伸ばす
第5章 どうして損をするのか――私が何百万ドルも失った理由も含めて
第2部 ミント・ファンド、マーケットの魔術師、ルールに従う
第6章 ミント・ファンドの設立――トレードで自分がどこにいるかを知る
第7章 どうして私の哲学があなたの役に立つのか――ルールを当てはめる
第8章 そして、私の投資哲学は機能し続ける――次世代
第9章 若いトレーダーとの会話――コラーデ・ウルワール
第10章 あなたは選択することができる――粘り強ければ報われる
付録――断片的思考
「非対称レバレッジの理論と実践(小さなリスクで大きく勝つ)」 ラリー・ハイト
今日の時代に生きる私たち日本人は、日々漠然とした不安を抱きながら生きている。無邪気に希望や自信を持てる人はけっして多くはないだろう。一方、人は自分の過去は変えられない。変えられるのは未来だけであり、その未来を動かせるのは自分の行動だけだ。だが、多くの人はその事実を知りながら、そして心の中で何かを強く欲しながら、実際には何も行動を起こそうとしない。この背景は従来「リテラシーの問題」、あるいは「認知的不協和の理論」でもっともらしく説明されてきたが、その真の理由は何かを始めることが怖いことにある。本当に恐ろしいのは何かを始めることよりも、何もしないことなのだ……と人々が悟るのは、晩年になって、もう自分に残された時間はないと知ってからである。
私たちが本書を読んで感銘を受けるのは、ラリー・ハイトがビジネスの成功者であるからではない。彼が自分の限界や困難に勇気をもって挑戦し、それを乗り越えた体現者だからである。ここには、どうすれば自分の人生を成功に導くべく動機づけられるかが記されている。(続きを読む)
一九九〇年代初期に、私はあるトレード戦略に出くわした。トレンドフォローという手法を用いる主流から外れたトレーダーたちが世界中にいた。
これはバイ・アンド・ホールドではなかった。ウォーレン・バフェットのようなバリュー投資でもなかった。予測や効率的市場とも関係なかった。ブルームバーグやCNBCが毎日流す予測とも関係なかった。
肝心なのは波に乗ることだった。波をとらえたら、利益を求めて波に乗り続ける。波がどんなに高くても、気にしない。上げているかぎり、乗り続けるのだ。これは非常に割安というシグナルを見つけようとする手法とは異なる。
ところで、このトレンド手法、あるいは「波乗り」手法にはコツがある。
上昇の波に乗るのは、自分がどれだけ損をする余裕があるかを知っている場合に限る。どうしてか。どんな波でも上げる理由や下げる理由は分からない。だから、下げから身を守る必要がある。次の日もトレードを続けるには生き残る必要があるのだ。
そして、ここがほかとは異なるこの考え方や生き方の本当に楽しいところだ。これはマーケットに限った話ではないのだ。ベンチャーキャピタルにも、映画制作やスポーツ(映画「マネーボール」のブラッド・ピット)にも、さらには恋愛にさえも当てはまることだ。
このユニークな視点の舞台裏を知ったことで、私は五冊の本を書いて数十万部が売れ、ポッドキャストで七〇〇のエピソードを流し(再生回数は八〇〇万回)、ドキュメンタリー映画の監督もすることができた。
業績を残した有名なトレンドフォロワー(彼らが自分のことをそう呼んでいるかどうかは別にして)を何人か挙げると、次のような人々がいる。ジェフ・ベゾス(アマゾンの創業者)、ダニエル・カーネマン(プロスペクト理論でノーベル経済学賞を受賞)、ジェイソン・ブラム(映画プロデューサー)、ダリル・モーリー(プロバスケットボールのヒューストン・ロケッツのゼネラルマネジャー)、ジョン・W・ヘンリー(レッドソックスのオーナー)、ビル・ガーリー(ベンチャーキャピタル)、ニール・シュトラウス(ナンパ)、ラリー・ハイト(トレード)。
私はこれら選ばれたグループの一人を個人的に知っている。それがラリー・ハイトだ。
彼はトレンドフォローの手法を用いるトレードの世界で、生きた伝説とみなされている数少ないトレーダーの一人だ。だが、トレードの話は別にしても、彼の話はあなたが人生でどういう道を進むにせよ、ためになる。(続きを読む)
|
大岩川源太 源太塾(カレンダー)
2,750円 国内送料無料
すぐ発送
かごに入れる
ジャック・D・シュワッガー パンローリング
3,080円 すぐ発送
かごに入れる
マーク・ダグラス/世良敬明 パンローリング
3,143円 すぐ発送
かごに入れる
マーク・ダグラス/ポーラ・T・ウエッブ/山口雅裕/長尾慎太郎 パンローリング
4,180円 すぐ発送
かごに入れる
マーク・ダグラス/ポーラ・T・ウエッブ/関本博英 パンローリング
3,143円 すぐ発送
かごに入れる