サイクルの研究は「先行指標」における予測の分野で、起こりうるトップやボトムの時間帯をかなり以前から予想するもので、通常の遅行指標のテクニカル分析とは異なる。また両者を併用することで確実性を高めることも可能だ。その手法については本書に余すことなく記述した。
本章ではサイクルの確認という主題に焦点を当てている。この研究から我々はサイクルの「パターン」や「構造」を理解する重要性を把握できる。ある意味でこれは、パターン確認がその専門分野となるテクニカル分析の巨大な研究への足がかりとなるし、サイクルそれ自体の研究を理解することが非常に有益な助けとなることを裏付けるであろう。このことからサイクル研究が単に時間の間隔を測定することではないことがはっきりするはずだ。これらの時間帯で生じた株価変動そのものの構造を見極め、将来を予測する能力が身に付けることができると期待される。
第1章 米国株価の壮大なサイクル
第2章 サイクルの特徴
第3章 米国株価の壮大な歴史
第4章 54年コンドラチェフ波と米国株式
第5章 米国株価長期サイクル徹底検証
第6章 サイクルの基本パターン認識
第7章 日本の株価における長期サイクル
第8章 米国株価の4年サイクル
第9章 4年サイクルの構造
第10章 日本の株価における4年サイクル
サイクルパターンと位相の分析
18.5ヶ月サイクル
第11章 日本の株価における48週サイクル
日経平均株価におけるプライマリーサイクル
第12章 サイクルに関する6つのテクニカル分析ツール
第13章 日経平均株価のプライマリーサイクルのトレード
サイクルの完了を示すテクニカル研究
第14章 米国株価における50週サイクル
第15章 米国株価におけるプライマリーサイクル
第16章 ここからどこへ?富を築く
第17章 編集部編:サイクルを利用した実践予想
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