国際金融界の最終戦争−次の標的は日本だ！
アメリカを震撼させた超大型サスペンス
生き残りを賭けて闘う男たちの群像。勝つのは銀行か、犯罪者か、官憲か？
今こそ日本人が読まねばならない。マネーローンダリングをめぐるテロリスト、米連邦麻薬捜査局、スイス銀行たちの壮絶な謀報戦争がここにある。−麻生 幾氏（作家）
無駄なく洗練された語り口が光るインターナショナル・スリラー。スイス銀行業界のインサイダーが金庫の鍵をあけ、読者を神聖なる扉の奥へ案内する。−ネルソン・デミル氏（作家）
―核兵器。コピンスカヤ�厳燭�2キロトン衝撃爆弾。メヴレヴィの口の中が、からからに渇く。戦術核兵器。ＴＮＴ火薬2千トン分の威力がありながら、あとに放射能をほとんど残さない。この兵器だけが、買えなかった。8億スイスフランかかるのだ。
その金は、3日後に手にはいる―。
ＵＳＢはかつてない危機に直面していた。
犯罪の温床となった匿名口座は当局の査察を受け、更に他行による乗っ取りが始まった―。
崩れゆく巨大銀行を舞台に、生き残りを賭けた男たちの闘いは加速する。
ニックは父の仇を討てるのか？そして銀行の運命は？スイス銀行界のインサイダーが放つ、戦慄の処女作。
訳者紹介 土屋京子（つちやきょうこ） 翻訳家。1956年愛知県生まれ。東京大学教養学部卒業。英字誌編集者を経て、現在に至る。訳書に『地球を救うかんたんな50の方法』『大接戦』『ワイルド・スワン』『沈まない太陽』『エンド・オブ・サマー』『ＥＱ〜こころの知能指数』
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