<「はじめに」より>
いま日本では、1400兆円もの個人資産の約半分が、ほとんど金利のつかない銀行預金に眠っています。米国の個人資産のうち、預金におかれているお金はわずか11%です。「米国で起きた事は、やがて日本でも起きる」ことは歴史が証明してくれています。やはり何らかの形で有利な運用を目指すという先進市場型の資金運用は、日本においても今後ますます高まっていくのではないでしょうか。
しかし、いきなり理解のおぼつかない金融商品に手を出す前に、投資に対する心構えやリスクに対する理解、各商品の特性について、自分なりに考えられるだけの最低限の知識を取得しておくことは必要なことです。このような目的から、一般の個人投資家やこれから金融の業務に携わろうとしている方々向けに本書を執筆することにしました。
すべての投資にはリスクが伴います。人生にもリスクが渦巻いています。何がリスクか知らないで金融商品に手を出すくらい大きなリスクはないでしょう。金融市場では毎日、株・債券・為替・投資信託といったさまざまな金融商品が取引されていますが、これらは相互に影響を与えながら価格の変動を繰り返しています。本書は、代表的な金融商品である株式・投資信託・外国為替に焦点を当てて説明しています。
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