著者から読者へ
円は誰のものであろうか。答えは一つしかない。国民主権の制度においえては、国民の手中にある。物価と為替相場は、それぞれ円の対内的、対外的な勝ちを表したものである。これを強く安定した方向に誘導することが、日本銀行に課せられた任務であり、それを監視するのが国民の役目である。デフレからの早期脱出と経済の競争力回復に向けた、短期と中長期的なシナリオを提示しつつ、併せて円の近未来史にも迫る。
目 次
第1章 通過とは何か
第2章 円の歴史
第3章 通過の競争
第4章 円の国際化
第5章 近未来への展望
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