これは銀行の存在を賭けた戦いだ!
巨大スーパー一風堂を襲った連続爆破事件。企業テロを示唆する脅迫状に、一風堂株価は暴落する。業績不振に喘ぐ一風堂に対し、メーンバンクの白水銀行は既に巨額の債権放棄をしていたが、更なる緊急追加支援要請を巡って審査部の板東は企画部の二戸と対立する。一方、警察へのタレコミで犯人と名指された男の父は、一風堂の強引な出店により、自殺していた。日本経済の闇に真摯に向き合うバンカーたちの熱き戦いを活写する金融ミステリー。無類の面白さでビジネスマン必読!
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