経済事件取材ノート 3
老人相手のボランティア詐欺を取材中の「夕刊ニッポン」の記者・数馬竜太(かずまりゅうた)は、旧知の警部らと内偵を進めるうちに、バブル期に暗躍した投資詐欺集団「うしおグループ」の存在を、その背後につきとめる。そして、数馬が兜町で知合った白髪、白髭の仙人のような老人こそが、”最後の相場師”鬼頭夢十だった。証券市場の浄化を願い、”鉄砲”という売り逃げ詐欺に敢然と立ち向かう老相場師を描く長編経済小説。
本所 次郎(ほんじょ じろう)1937年東京生まれ
大岩川源太 源太塾(カレンダー)
2,750円 国内送料無料
すぐ発送
かごに入れる
この商品の著者による商品一覧: 本所次郎