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2030 半導体の地政学 [増補版] 戦略物資を支配するのは誰かベテラン度:
★☆☆
太田泰彦日経BP 四六判 356頁 2024年2月発売 本体 1,800円 税込 1,980円 国内送料無料です。 この商品は 11月25日に 発送できる予定です。 (発送可能時期について)
経済安全保障をめぐる知られざる攻防戦ベストセラーになった『2030 半導体の地政学』が2021年末に刊行された後、半導体をめぐる世界のパワーゲームは一段と激しい動きを見せています。わずか2年の間にロシアのウクライナ侵攻が勃発。台湾海峡をめぐる米中の軍事衝突の現実味が高まり、イスラエルとアラブ武装勢力ハマスとの衝突が世界を震撼させました。 日増しにきな臭くなる国際情勢の中で、各国は国家の存亡をかけて半導体の争奪戦を繰り広げています。 なりふり構わず台湾、韓国の企業を囲い込む米国。経済制裁で追い込まれて国内生産に走り出す中国。そして日本では台湾積体電路製造(TSMC)の熊本工場の建設が驚異的なスピードで進み、次世代チップの開発を目指し新会社ラピダス(Rapidus)が電光石火の如く設立されました。 半導体をめぐり世界の裂け目が広がっています。その先に現れるのは、いったいどんな世界なのでしょう……。増補版では、2023年末に至るまでの国際情勢を踏まえて大幅に加筆、修正。理科系出身で国際報道の最前線に立つジャーナリストの著者が、世界地図の解像度を高めて半導体の地政学を読み解きます。 目次はじめに――キャンプデービッドの精神序章 司令塔になったホワイトハウス 第1章 バイデンのシリコン地図 第2章 デカップリングは起きるか 第3章 さまよう台風の目――台湾争奪戦 第4章 習近平の百年戦争 第5章 デジタル三国志が始まる 第6章 日本再起動 第7章 隠れた主役 第8章 見えない防衛線 終章 2030年への日本の戦略 著者紹介太田泰彦(おおた・やすひこ)日本経済新聞社編集委員兼論説委員 1961年生まれ。北海道大学理学部卒業、85年日本経済新聞社入社。科学技術部、産業部、国際部、ワシントン支局、経済部、フランクフルト支局、論説委員兼国際部編集委員、アジア総局編集委員などを経て そのほかのお薦め
ベテラン度:
★★★
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