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金融再生 危機の本質 日本型システムに何が欠けているのか
大村敬一,
水上慎士
日本経済新聞出版社
四六判 上製本 432頁 2007年9月発売
本体 2,600円 税込 2,860円
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日本を震撼させたショック療法を徹底検証!
一見安泰に見える日本の金融。しかし、公的資金注入をはじめとする様々な金融再生の施策は脆弱きわまりないものであった! 不良債権処理の最前線にいた著者による、金融危機の経験を未来に生かすための本格的分析。
目次
プロローグ 理論と現実のギャップを紐解く
第1章 「貸し剥がし」か「追い貸し」か ― 倒産した企業への貸出しの実態
第2章 金融システムの健全性をどう確保するか ― 同質的経営体質からの脱却
第3章 公的資金注入の教訓 ― 政策デザインとフォローアップの問題
第4章 金融システム安定化政策の検証 ― ガバナンスの重要性
第5章 問題先送りの金融支援? ― 債権放棄の目的と再建型処理の効果
第6章 金融正常化後の過剰債務の行方 ― MSCBの功罪
エピローグ マーケット・アーキテクチャーに向けて
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