IT革命は、この男から始まった。
先の先を行くアイデアを次々とビッグビジネスに仕立て、巨万の富に変える現代の魔術師、ジム・クラーク。怒涛のようなIT最前線でひときわ輝きを増す男の魂を描き、時代精神を浮き彫りにした傑作。有力紙絶賛の全米ベストセラー
この物語の主人公の人生には、ある仕組みが備わっている。
本人は認めたがらないかもしれないが、現にそうなのだからしかたがない。それは、昔ながらの冒険小説の仕組みだ。主人公が登場するだけで、ある問いが読者の頭に浮かぶ。冒険小説の推進力とも呼べる問い。-次に何が起こるのか?さあ、ぼくにはわからない。そして、主人公自身にもわからない
『ライアーズ・ポーカー』の著者が描く話題作。シリコングラフィックスやネットスケープの創設者、ジム・クラークを通して、冒険心溢れる行動とアイデアが巨万の富を生み出す社会の到来を描いたノンフィクション。
<著者> マイケル・ルイス(Michael Lewis)
1960年ルイジアナ州生まれ。プリンストン大学で美術史を専攻。ロンドン・スクール・オブ・エコノミクスで経済学の修士号取得。1年間ほど美術商で勤めた後、ソロモン・ブラザーズで3年間、債権のセールスマンとして働く。その後、イギリスの週刊誌「ザ・スペクテイター」のエディター、「ニューリパブリック」のシニアエディターを務めた。最近は、カリフォルニア大学バークレー校で客員フェロー。著書に、世界的ベストセラー『ライアーズ・ポーカー』『マネー・カルチャー』などがある。
<訳者>東江 一紀(あがりえかずき)
1951年生まれ。北海道大学卒。主訳書:マイケル・ルイス『ライアーズ・ポーカー』『マネー・カルチャー』(角川書店)、トーマス・フリードマン『レクサスとオリーブの木』(草思社・共訳)、ゴードン・トーマス『憂国のスパイ』(光文社)など多数。
目 次
序
第1章 ネットスケープを立ち上げたヨット
第2章 加速するいらだち
第3章 箱のなかの過去
第4章 反組織人間
第5章 ジム・クラークを発明する
第6章 帆桁とマスト
第7章 資本家をやりこめる
第8章 頭脳集団が揺れに揺れた1995年8月9日
第9章 未来の家?
第10章 神のモード
第11章 鶏が豚肉に変わるとき
第12章 先の先のカネ
第13章 朝食はチーズのサンドウィッチ
第14章 どちらでもいい場合
第15章 海に浮かんだ未来の家
第16章 幽霊狩り
第17章 転回点
第18章 先の先を行くもの
第19章 箱の外にあった過去
エピローグ
謝辞
訳者あとがき
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マイケル・ルイス/東江一紀 文藝春秋
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