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なぜ、アメリカ経済は崩壊に向かうのか 信用バブルという怪物
チャールズ・R・モリス,
山岡洋一
日本経済新聞出版社
四六判 上製本 256頁 2008年7月発売
本体 1,800円 税込 1,980円
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長期化は必至!サブプライム危機の次なる展開
金融資産の総額が世界GDPの4倍を超え、金融派生商品の総額が世界GDPの10倍を超えるなど、異常に膨らんだ信用バブル。その崩壊がもたらす衝撃はベアー・スターンズの救済買収だけにはとどまらず、アメリカ経済そのものを未曽有の危機に突き落としている。
だが、アメリカの当局者と金融業界は、危機を過小評価し、問題を隠蔽しようとしている。これは、日本がバブル崩壊後に進んだ最悪の道である。この結果、2008年の大部分の期間、隠された損失が表面に浮き上がるたびに市場は動揺し、ドル安の進行に歯止めがきかないだろう。
これからアメリカ経済はどうなるのか。内需主導型経済から輸出主導型経済への構造転換が起こるのか。新大統領がとるべき経済政策とは何か。S&L(貯蓄金融機関)危機やLTCM危機、日本のバブル経済、ハイテク株バブルなど歴史的な観点から、次なる展開を解き明かしたニューヨーク・タイムズ紙ベストセラー。
目次
第一章 リベラリズムの死
第二章 ウォール街の新たな宗教
第三章 バブルの国への道
第四章 資金の壁
第五章 ドルの津波
第六章 大規模な清算
第七章 勝者と敗者
第八章 均衡の回復
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